2016-01-01から1年間の記事一覧

ボストン美術館所蔵俺たちの国芳わたしの国貞

「ボストン美術館所蔵俺たちの国芳わたしの国貞」神戸市立博物館 やっと関西にやってきたので見に行ってまいりました。 どの浮世絵も保存状態が良くて驚き。 水滸伝に歌舞伎に妖怪退治、美人画、風刺、滑稽まで、二人して色々描いてる、どの画も描きこみが凄…

「航空ファン」2016年8月号

巻頭カラー記事はレッドブル・エアレース2016千葉で初優勝した室屋義秀ではなくて熊本被災地上空を飛んだ零戦22型でした、綺麗な機体です。世界で唯一「栄」エンジンを搭載した52型の空撮も掲載されています。 三菱MRJは2号機が初飛行しました、やっと動き出…

「日本陸軍の船艇」奥本剛

「日本陸軍の船艇‐上陸用、輸送用、護衛用、攻撃用各船艇から特殊船まで」奥本剛/大日本絵画 日本陸軍が保有した船艇の解説本であり「日本陸軍の航空母艦‐舟艇母船から護衛空母」の続篇。 元々、日本陸軍が船艇を所有した理由は上陸作戦や輸送作戦のためであ…

イギリスの国民投票が終わってしばらくたって・・・

まだ「EU=善」「EU離脱=悪」の論調が続く。 「EU離脱に投票した人は後悔しています」とも・・・ 〔後悔していない人も多いようですが・・・〕 「自由に海外と行き来出来なくなる」・・・イギリスのパスポートの力は強く世界174ヵ国にビザ無し渡航が出来るん…

出版業界の悪「取次」

30年以上の恨みがあるので過激な発言になっています、あしからず 「地域の本屋が苦しい、閉店するところが多い」と言われるようになって久しいです。 原因は何でしょう? 「活字離れ」・・・確かにその通り、でも図書館の本の貸し出しは増えているそうですし…

看板娘はさしおさえ

「看板娘はさしおさえ」鈴城芹/芳文社 全4巻 4コマ・コミック 舞台はとある町の質屋さん。 両親と小学一年生の娘一人で営業しております。 娘の名前は「早瀬小絵」・・・「さしおさせ」と読みます、このせいであらぬ誤解を・・・その上この子はお金にしっか…

世界の艦船2016年8月号

「世界の艦船2016年8月号」海人社 本日発売 特集は「米新型DDG「ズムウォルト」のすべて」 何しろ出っ張りやへっこみが無い巨艦・・・プラ板かなんかですぐに出来そうな形。 〔プラモデルなら金型一発成形出来そうな船体〕 でも中身は最新技術がてんこ盛…

OS屋という傲慢な人達について

過激な表現があるかもしれませんがあしからず Windows10への強制アップデートが問題になっている昨今であります。 これを見ているとOS屋って傲慢で高飛車な人達だとよく判りますよね。 ほとんど「押し売り」に近い感覚〔タダなので売りつけではないのですが…

丸2016年7月号

「丸2016年7月号」潮書房光人社 特集「高速戦艦史」・・・「ハイスピード・バトルシップ発達史」「クイーン・エリザベス級」「フッド」「長門型」「金剛型」「ビスマルク型」「アイオワ型」と無難な選択で意義は無し・・・高速戦艦となると「アイオワ級」が…

英国のEU離脱について

少し過激な表現があることをご容赦願います イギリスでもうすぐEU離脱の国民投票 その前に残留派の議員が殺される事件・・・犯人の詳細は不明 この事件は許し難い事件であるけど報道を見ていると「EU離脱=悪」みたいな報道ばかり 「EU=理想=善」と決めつける…

「大きな音が聞こえる」坂本司

「大きな音が聞こえる」坂本司/角川文庫 青春小説 普通のサーフィン好きの高校生、というより大学の付属に行っているので恵まれた高校生がちょっとしたきっかけからアマゾン川のポロロッカ〔月の位置の関係で起こる大逆流〕に乗ろうとする物語 文庫で700ペ…

「Truth In Fantasy・花の神話」

「Truth In Fantasy・花の神話」秦寛博/新紀元文庫 「花」に関する雑学百科入門編 基本的情報に誕生花と花言葉、語源、神話、古典から現代文学、最近の流行歌まで博覧表記です・・・物足りなければ本に載ってる参考文献に当たれば良いと言うことになります …

「世界の艦船2016年7月号」

特集は「海上保安庁2016」 何年かに一度、必ずやる特集です、それも7月号が多いのがお約束 昔は1月号の時もあったんだけど最近の1月号は海上自衛隊かアメリカ海軍 何年かに一度はやってもらわないと困る特集でもあります 巻頭カラーに海保の新型艦の完成CG予…

「1945年±5年展」兵庫県立美術館

敗戦の年1945年の前後5年の日本美術の回顧展 1940年と言えば日中戦争と欧州における第二次大戦は始まっていたものの日本本土での戦争はまだのころ、色々な統制が始まった頃ですね 俗に言う「戦前」の生活が続いていて美術の題材としても美しい女性の絵が多く…

航空ファン2016年7月号

「航空ファン2016年7月号」文林堂 特集「X-2、初飛行に成功」 今月の航空界最大の話題と言えばこれです 巻頭グラビアと本文記事・・・X-2は実験機ですからね、この機体で取れたデータを次の戦闘機〔F-3?〕に活かせるかどうかが大事・・・日本一国で開発する…

「スイスデザイン展」

「スイスデザイン展」西宮市大谷記念美術館 会期終了〔5月29日まで〕が近いので行ってまいりました 題名の通り展示会です スイスのデザインと言えばインダストリーデザインです ビクトリノックス〔元祖十徳ナイフ〕にスイス航空、スウォッチ・・・ どちらか…

「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる〔3〕」

「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる〔3〕」野村美月/ファミ通文庫 今回は4つの演劇部が合同公演、主演者は人気投票 主人公・詩也は雫の言葉に動揺して綾音との距離感にとまどう 選ばれた演目は「とりかえばや」・・・詩也は宰相中将役、いつもの事な…

駆逐艦「神風」

2016年艦これ春イベントで実装されたのが駆逐艦「神風」です E-3海域を突破すると実装されます 大正時代の八八艦隊計画で艦隊に随伴可能な駆逐艦として計画されたシリーズの第二陣であります〔第一陣は峰風型〕 大正7年計画、大正11年竣工の第二次大戦では古…

「世界の傑作機」について、あれやこれや言いたいこと

「世界の傑作機」・・・文林堂から出版される隔月発行雑誌 基本1冊1機種を取り上げる本 旧版〔青版〕と新版〔赤版〕があります 我が家には旧版が91冊、新版が1〜130〔1冊欠け〕と131以降はいろいろあって買ったり買わなかったり〔予算の都合〕 子供の頃〔ま…

昭和40年男6月号〔3〕

3回目は特集以外の記事について 健康講座は「がん細胞」・・・癌は怖い、同級生は胃がんで亡くなったし、治療は大変だし〔手術に抗がん剤治療・・・考えただけでも怖い〕 「昭和40年男的HOBYROAD〔1〕サンダーバードのプラモデル」・・・そう言えばバンダイ…

昭和40年男6月号〔2〕

〔1〕で前半の「オカルトブーム再検証」について書いたので今回は後半特集「19歳編(昭和59年)」について 大きな出来事としては「グリコ・森永事件」「ロス疑惑」ですね 私個人としては祖母が亡くなった年ですね・・・おばあちゃん子だった私にはとても悲し…

昭和40年男6月号〔1〕

「昭和40年男2016年6月号」感想その1 まずは巻頭特集「オカルトブーム再検証」 おどろおどろしい表紙をめくって目次をめくって出てきたのが吉川晃司 「あれ?吉川晃司ってオカルトに関係あったっけ?」と思ったら特集と関係ないインタビューでした・・・その…

「すごいぞ!身のまわりの表面科学‐ツルツル、ピカピカ、ザラザラの不思議」

「すごいぞ!身のまわりの表面科学‐ツルツル、ピカピカ、ザラザラの不思議」日本表面科学会/講談社ブルーバックス物質の表面は色々な変わった特性を示します日常生活・動物・植物・人間から摩擦・環境・最新技術まで身のまわりは表面科学で溢れている・・・…

「わかりやすいベトナム戦争」三野正洋

「わかりやすいベトナム戦争‐超大国を揺るがせた15年戦争の全貌」三野正洋/光人社NF文庫 作者曰く「ベトナム戦争について判りやすく書いた本が無い」、たしかにその通りです アメリカ側からの情報は山ほどあるのにベトナム側からの情報はほとんど無い 何で始…

歴史群像6月号

「歴史群像2016年6月号」5/6発売 特集は第一次大戦最大の海戦「ジャットランド海戦」 第一次大戦から100年・・・日本語で読める第一次大戦の資料は少ないので貴重 〔本当に少ないです・・・世界史の上でも軍事学の上でもキーポイントなんですけどね〕 「93式…

「動物園の鳥」坂本司

「動物園の鳥」坂本司 「青空の卵」「仔羊の巣」に続く「引きこもり探偵」シリーズの完結作 引きこもり〔自宅でプログラマーとして生計を立てている〕の鳥井真一と学生時代の友人・坂本司〔こちらは外資系保険会社に勤務〕が事件を解決するのが基本ライン 今…

迷い猫オーバーラン

「迷い猫オーバーラン全12巻」松智洋 作家の松智洋さんが5月2日に43歳の若さでお亡くなりになりました 若いですね、もったいない 私は松智洋さんの作品でこの作品が一番好きです 登場人物はみんな何らかの重たい過去を背負ってるけど 悩みながら明るく成長し…

アイオワ級戦艦〔2〕

アイオワ級戦艦の資料の続き 「歴史群像太平洋戦史シリーズ〔58〕アメリカの戦艦‐「テキサス」から「アイオワ」級まで四〇余年にわたる発達史」学研 黎明期の戦艦テキサスから最後のアメリカ戦艦アイオワ級と大型巡洋艦アラスカ級までを網羅した良書 写真も…

アイオワ級戦艦〔1〕

「艦これ」春イベントで実装される「アイオワ級戦艦艦」 何か資料がなかったか調べてみる 「アイオワ級」だけで一冊の本は言うと〔本棚をごそごそ〕 出てきました 「世界の艦船1984年8月号増刊よみがえる戦艦‐注目の米アイオワ級4隻を追って」海人社 古っ! …

シリーズ世界の名鑑スペシャルエディション「はやぶさ」型ミサイル艇モデリングガイド

「シリーズ世界の名鑑スペシャルエディション「はやぶさ」型ミサイル艇モデリングガイド」イカロス出版 何年か前に出た本をジュンク堂で発見・・・そう言えば買ってなかった 海上自衛隊の「はやぶさ」型ミサイル艇と今はもう退役した「1号型ミサイル艇」の特…