薬理凶室の「アリエナイ理科ノ教科書」が発売されて20年立ったことを「X(旧twitter」を先日知りましたので色々思うことを書きたいと思います。
私が、この本を買ったのは2004年4月3日ですね〔1995年後半から買った本は電子データでリスト化しているので、いつ買ったかすぐに判るのです〕。たぶん神戸の大型書店で見つけたのだと思います、「面白い変わった尖った本が出た」と思って即座に購入いたしました。
当時はインターネットが今みたいに普及していない時代でした〔私は1999年からインターネットを始めてました〕。その頃、ネットを歩いていると「アリエナイ理科ノ教科書」を読んでいる人に知り合ったり・・・そして薬理凶室の中の人であるヘルドクターくられさん達と知り合うことになるとは全く予想してませんでした。東京でのオフ会で実際に会うことになるとは思いませんでした。
まして「アリエナイ理科ノ教科書IIb」や「IIIc」に少しばかり参加するとは夢にも思ってませんでした。「IIIC」は現在まで唯一、私の書いた原稿が載った本になりました。私の人生の一瞬の華やかな出来事だったかも知れません。
その後、色々あって私は薬理凶室と離れることになりましたが薬理凶室の本は出来るだけ購入しています〔「Dr.STONE」は絵が苦手なので読んでませんが〕。
まさかヘルドクターくられさんがNHKのEテレに出るようになるとは当時を知るものとしては驚きであります。「遠くに行ってしまわれた」と思います。
私は普通のサラリーマン・エンジニアに戻っております。
最近の本では「アリエナイ毒性学事典」が内容が濃くて気に入っております。
さて最近は薬理凶室の本が有害指定図書などに指定されるという、とんでもない出来事も起きて驚いております。表現規制派の悪魔の手がここまで来ているかと思うと日本の将来は暗いと思うのです。言論表現の自由は民主主義の基本ですからね。
「青少年に有害」「差別だ」と叫べば自分達の気に入らない言論表現を弾圧できるという危険な思想は民主主義と自由の敵です。
薬理凶室の皆さんは、このような悪しき連中に負けず尖った本を出し続けて欲しいと思っています。
私は「買って応援」するぐらいしか出来ませんが〔それも各1冊ですが〕・・・。
もう一言。
私が何か悪いことをして捕まったら、たどりたどって薬理凶室にご迷惑がかかることがありえるかも知れないので普通の社会人生活をしております。
何しろ我が家には「薬理凶室」の本に加えて
・軍事書籍が山ほど〔「世界の艦船」と「航空ファン」が40年分以上、これだけで単純に1000冊超える〕
・火薬や毒物の本
・各種事件の本
・サド「悪徳の栄え」、マゾッホ「毛皮を着たビーナス」、ナボコフ「ロリータ」、マン・レイの画集、Hなマンガや小説等々
があるので捕まるとマスゴミに何を書かれるか判りませんからね。
ヘルドクターくられさんさんと薬理凶室の皆さんの未来が輝かしいものでありますように。