「世界の艦船増刊傑作軍艦アーカイブ〔20〕軽巡「天龍」型/「球磨型」/「長良」型/「川内」型」を買ってきた
「世界の艦船2025年3月号増刊傑作軍艦アーカイブ〔20〕軽巡「天龍」型/「球磨型」/「長良」型/「川内」型」を買ってきたので内容を紹介したいと思います。
傑作軍艦アーカイブシリーズも第20弾であります。今回、紹介されるのは天龍型軽巡洋艦と5500トン型軽巡洋艦です。
巻頭カラーは
「カラー・イラストで見る軽巡「五十鈴」と「那珂」」・・・柚木武士氏の作品です。
「700分の1洋上模型で見る「天龍」型と「5500トン」型軽巡」・・・多摩と大井、阿武隈、天龍、龍田が紹介されます。
「天龍型と5500トン型のレトロ絵葉書」・・・古い艦なのでカラーページは、こういう物が中心になります。
モノクロページは
「天龍」「球磨」「長良」「川内」型各艦の写真紹介。戦前の写真、特に上海など中国で撮影された写真が多いです。大戦中の写真はどうしても少ないです。後は艦上での記念写真が多い。
「全艦網羅!精密図面で見る天龍型と5500トン型軽巡」・・・この本最大の見せ場、この本で紹介されている全16隻の精密図面、これは価値があります〔作図・畑中省吾〕。
「1/700卓上艦隊軽巡「多摩」を作る」宇田川大造・・・タミヤのキットの作例、1970年代に発売されたオールドキットだが出来は良いです〔大昔に作った記憶あり〕。
「掲載軍艦キット紹介」宇田川大造・・・キットの総まとめ
次は本文。
「徹底分析!天龍型と5500トン型軽巡」
〔1〕「計画経緯と運用構想」宇田川大造
〔2〕「天龍型の特徴」青木栄一
〔3〕「5500トン型の特徴」阿部安雄
〔4〕「兵装」堤明夫
〔5〕「最期の戦い・16隻の運命」白石光
〔2〕と〔3〕は1979年8月号に掲載された記事の再録、世界の艦船増刊にはよくあるパターンだが今回は活字とレイアウトを今風に変更してあって読みやすくて良い、今後もこうしてほしい〔今までの古い記事は読みにくいものがよくあった〕。
「日本海軍史料に見る天龍型用機関」寺西英之
「重雷装艦の運用構想・その可能性と限界」小髙正稔
「防空巡洋艦五十鈴の生涯」及川研二
「5500トン型軽巡の航空兵装」宮永忠将
と専門的な良い記事が続きます。最後に「大井1935〜1937年〔畑中省吾〕」「名取1943年〔畑中省吾〕」の折り込み図面です。
今号は大変内容が濃かったです。
傑作軍艦アーカイブシリーズも20冊、大戦に参加した日本軍艦で資料の多そうな艦は潜水艦と駆逐艦ぐらいになってきました〔信濃や大鳳などの大戦間に完成した艦の資料は少ないですから〕。
海外軍艦も大型艦は減ってきました。個人的にはドイツの「シャルンホルスト」級とポケット戦艦のセットやエセックス級空母を期待してます。
思い切って戦後の艦〔すでに退役済み〕も・・・原子力空母エンタープライズや空母ミッドウェー、海上自衛隊のヘリ護衛艦「ひえい」「はるな」「しらね」「くらま」なんかも良いかと・・・
次も期待しています。
「艦船模型スペシャルNo.95特集多号作戦・オルモック輸送の駆逐艦と輸送船に迫る」を買ってきた
先日、「艦船模型スペシャルNo.95特集多号作戦・オルモック輸送の駆逐艦と輸送船に迫る」を買ってきました。
24頁増の特集が多号作戦というのが凄い〔色々な意味で〕。
太平洋戦争も末期か近付く昭和19年10月17日米軍はフィリピン・レイテ島上陸作戦を開始しました。圧倒的な米軍に対抗するため日本軍はレイテ島オルモックに増援部隊を輸送する「多号作戦」が9回実施されました。この作戦に参加した艦艇達が今回のメインです。
最初に9回に渡って実施された作戦の概要が解説されています。多号作戦自体、解説されている記事が少ないので、この時点で貴重です。
最初に登場するのがタミヤ1/700軽巡洋艦「鬼怒」の最後の姿。続いてヤマシタホビー1/700特型駆逐艦「浦波」。
次は「艦首部と艦橋構造物再建後の駆逐艦不知火を考察する」。米潜水艦グローラーの雷撃を受け艦首と艦橋を失った〔沈まなかった〕駆逐艦不知火の修理後にどうなったかの考察。続いて、その作例が載っています。
「太平洋戦争後期の輸送任務に投入された一等/二等輸送艦概論」、こちらも資料が少ないので貴重な読み物。その後でタミヤ1/700一等/二等輸送艦の作例、細かい作り分けが書かれています。
「玉船団」。陸軍第1師団を輸送した船隊、駆逐艦初霜・駆逐艦霞・輸送船金華丸・特殊船高津丸の作例、金華丸・高津丸はフルスクラッチです。
多号第二次作戦の「駆逐艦初霜」「駆逐艦霞」「駆逐艦曙」の作例が続きます。
「空襲下の香椎丸・高津丸・多号第四次作戦」の写真は解像度が高いです。
「駆逐艦若月・島風」「駆逐艦長波」「駆逐艦朝霜」の作例が続きます。
「ヒ81船団」、作戦の解説も参加した輸送船の解説も詳しい。
「神鷹撃沈した米潜水艦スペードフィッシュ」ここで米艦初登場。
「海上護衛総隊神鷹」、スクラッチビルドです。元となった貨客船シャルンホルストの詳しい内部図面付き。
「日本陸軍特殊船神州丸」陸軍の揚陸艦神州丸の記事、NIKOモデルです。実物の写真も掲載。
「多号第七次作戦」からはオルモック湾夜戦に参加した日本の駆逐艦竹と米駆逐艦クーパーの作例と陸軍機動艇機動第十号艇・第十二号艇と第二十号駆潜艇。
「多号第八次作戦」からは輸送船赤城山丸・駆逐艦梅・桃・杉〔この3隻は図面のみ〕。赤城山丸はスクラッチの仕方が詳しい。
「多号第九次作戦」からは駆逐艦卯月・桐・夕月・輸送船美濃丸。最後に特二式内火艇の考察。
特集は117ページ、濃すぎる。
特別記事「日本海軍の潜水艦救難と沈潜引揚方法」これもマニアックな記事。作例が潜水艦救難艦佐多と潜水艦伊61・・・濃い。
新連載は「おふねのみかた」、大阪にあるホビーランドに勤めるお姉さんが書く記事、1回目は戦艦榛名。
「世界の客船」はアメリカン・エクスポート・ラインズ客船「インディペンデンス」「コンステテューション」客船の記事は軍艦より少ないので毎回楽しみ。
「艦艇ソリッドモデル入門・エンプレス・オブ・ブリテン〔中編〕」最初に工具の説明。ノギスはデジタルの方が便利な気が〔高いけど〕。
「日本海軍艦船図鑑・照準演習機による照準発射訓練」知らないことばかり。
「ラベールアーカイブ・オルレアンの乙女の名を持つヘリ空母」フランス海軍ヘリ空母ジャンヌ・ダルクの作例。個人的な話をすれば私が最初に見学した外国軍艦、大昔に神戸に来たときに見に行った。2時間ぐらい並んだ記憶が・・・その近くで水兵さんのぶら下がりのお姉さんが並ばず入ったのを見たときは〔以下略〕。
今回も「艦船模型スペシャル」は濃かった。模型の資料としても実艦の資料としても有能すぎました。
「ワンダーJAPON〔10〕新潟・長野沁みる偏愛スポット」を買ってきた
しばらく前に「ワンダーJAPON〔10〕新潟・長野沁みる偏愛スポット」を買ってきたので内容を紹介しながら感想を書きたいと思います。
今回の特集は新潟と長野の珍スポットです。
「萱付変電所跡」・・・いきなり廃墟です。
「毛渡沢橋梁」・・・新旧の橋梁が並んであります、両方現役。
「新津油田金津鉱場跡」・・・日本でも石油が少しだけ取れた痕跡。
「小地谷地下道」・・・入り口の外壁に鯉の塗装、今号で紹介されたスポットで一番可愛い。
「斜めの家」・・・上越市にある建築家渡邊洋治の作品、不思議すぎ。
「雲母神社」「五十沢温泉ゆもとかん薬師殿」・・・日本各地に性器信仰あり。
「安田民俗資料館跡」・・・朽ち果てていくモハ51が哀しい。
「紀元二千六百年文化柱」・・・タイムカプセルらしいが不思議な建築。
「おっとぼけ美術館」・・・秘宝館に近いものもあります。
「伊那のレトロな町並み」・・・まだ、こんなところが残ってるのですね。
「昭和寺」・・・旧EXPO'70ラオス館、1970年の大阪万博の建物が諏訪市に移転されていたとは、痛みが激しいのが哀しい。
「読書発電所施設」・・・「VOW」などで有名な物件、名前の由来が知れて嬉しい。
「白馬ジャンプ競技場」・・・一般公開されているときもあるそうです。
「八潮増刊出開帳」・・・不思議すぎる。
ここからは特集以外の記事。
「味園ビル・大阪の魔窟、最後の記録」・・・最後まで行かなかった、もったいないことをした。
「公開された京都橋本遊郭旧加島楼(大徳)」・・・ステンドグラスが良いです。
最後は読者からの投稿写真、私も珍スポットを見つけて投稿したいです。
ここには紹介してないスポットも良い場所か多いです。
今号も充実していました。
追記
「ゆるカワ珍スポ大図鑑」で紹介されていた「シャレコーベ・ミュージアム」に1月に行きました。
良かったです。
シャレコーベ・ミュージアムに行ってきた
昨日〔1月12日〕、尼崎市にある「シャレコーベ・ミュージアム」に行ってきました。
初代館長・故河本圭司〔脳神経外科医〕が集めに集めたドクロ・コレクションを展示する施設です。
そのコレクション数は7000点以上、その中から約1000点が展示されています。
各種グッズから本物の頭蓋骨まで展示されています。
3階建ての小さな建物ですが中はドクロ関係品で一杯です。
1階には生活関係の物・・・喫煙器具やバックル、Tシャツなど。
2階には文化関係の物・・・ハロウィンの人形やメキシコ、ネパールの物など。
3階は科学展・・・古代ペルーの変形頭蓋骨〔実物が見られるなんて思いませんでした〕やクリスタルスカル〔これも本物!!!〕、学術的に貴重な物が多数です。
「シャレコーベ・ミュージアム」は尼崎市の住宅街の中、国道2号線から少し奥に入ったところにあります。
建物の入り口は国道2号線の反対側にあるので少しわかりにくいです〔特徴的なドクロの外観も裏側です〕。
入館すると靴を脱いでスリッパに履き替えて入場料1000円を払います。
受付の人に「何を見て、ここに来られましたか?」の質問
私「アトリエサード社のTH〔トーキング・ヘッズ〕98号特集骨と心臓、それから昨日出たBRUTAS最新号通いたくなるミュージアム、です・・・そういえばワンダージャパンでも見たかも」
受付の人「マイナーな本をお読みで・・・BRUTASは憧れの本です」
などという会話を、後はどうやって来たかなど〔これは後で詳しく書きます〕。
「図解骨・シャレコーベ学入門試験問題」という用紙が渡されます、3階を見学すると答えが分かります〔引っかけあり〕、正解すると合格書がもらえます。
私は1階から順番に見ていきました〔見学順路は決まってません〕。
圧巻は3階ですね、上にも書きましたが貴重な物が見られます。
受付の人との会話の続き
「今日は来る人が多いですね・・・何の影響か・・・普段、午前中は誰も来ない日もあるんですよ」
私が入館するのと同時に退館した人が1人、3階で3人も・・・
とにかく人が来ないそうで・・・日曜祝日しか開館してないし交通は割と不便だし世間には、あまり知られてないし・・・でも、もったいないですよね、これだけ貴重な物があると言うのに・・・。
「X」で「潰れそう」というコメントを度々見るし・・・「潰れる前に見なきゃ」と・・・
見た結果、私は大満足でした。
ドクロ関係の物ばかり展示してあるというので怖い感じを持たれると思いますが実際に見てみると怖くもなんともなく、「貴重な物が見られて良かった」と感じました。
潰れたら悲しいので受付にある募金箱にほんの少し寄付〔少なくてごめんなさい、給料が少ない物で〕。
クラウドファンディングも始まるようです。
私も寄付を考えようかと・・・
さて「シャレコーベ・ミュージアム」の行き方ですがHP〔現在工事中〕には阪神電車尼崎センタープール前から北に十数分歩くと書いてあります。たいした距離じゃないので歩くのが苦痛で無い人は、これが標準かと思います。
別の方法も書きたいと思います。受付の人も知らなかったようで・・・
阪神尼崎(南)もしくは阪神杭瀬から阪神バス宝塚行きに乗り「南浜田」で降りれば2〜3分ほどで着きます〔宝塚発の阪神尼崎行きや阪神杭瀬行きに乗ってもOK〕。それなりに本数があるので便利だと思いました。
ついでですので「シャレコーベ・ミュージアム」を紹介した本を紹介したいと思います。
アトリエサード社「TH98号特集骨と心臓」
3頁にわたって解説〔「驚異の個人コレクション、シャレコーベミュージアムで生を知る」相良つつじ〕、一番細かい。
続いて「BRUTUS2025年2月1日号特集通いたくなるミュージアム」
こちらは1/3頁、「人生を映すコレクション。偏愛まみれの私設博物館」に。
日本中の珍スポットを紹介した「ゆるカワ珍スポ大図鑑」にも
この本も良い〔2頁にわたって紹介〕
ワンダーJAPANかワンダーJAPONにも載っていたと思うが探せませんでした。
こういう施設博物館は公的なところから資金が出るわけでもないので大変だと思います。
せっかく貴重な物が多数あるというのに・・・。
こうなると人が多く訪ねるしかないかと・・・。
私も、また行こう!。
クラファンも考えよう〔財布と相談〕。
「アリエナイ理科ノ教科書」発売から20周年
薬理凶室の「アリエナイ理科ノ教科書」が発売されて20年立ったことを「X(旧twitter」を先日知りましたので色々思うことを書きたいと思います。
私が、この本を買ったのは2004年4月3日ですね〔1995年後半から買った本は電子データでリスト化しているので、いつ買ったかすぐに判るのです〕。たぶん神戸の大型書店で見つけたのだと思います、「面白い変わった尖った本が出た」と思って即座に購入いたしました。
当時はインターネットが今みたいに普及していない時代でした〔私は1999年からインターネットを始めてました〕。その頃、ネットを歩いていると「アリエナイ理科ノ教科書」を読んでいる人に知り合ったり・・・そして薬理凶室の中の人であるヘルドクターくられさん達と知り合うことになるとは全く予想してませんでした。東京でのオフ会で実際に会うことになるとは思いませんでした。
まして「アリエナイ理科ノ教科書IIb」や「IIIc」に少しばかり参加するとは夢にも思ってませんでした。「IIIC」は現在まで唯一、私の書いた原稿が載った本になりました。私の人生の一瞬の華やかな出来事だったかも知れません。
その後、色々あって私は薬理凶室と離れることになりましたが薬理凶室の本は出来るだけ購入しています〔「Dr.STONE」は絵が苦手なので読んでませんが〕。
まさかヘルドクターくられさんがNHKのEテレに出るようになるとは当時を知るものとしては驚きであります。「遠くに行ってしまわれた」と思います。
私は普通のサラリーマン・エンジニアに戻っております。
最近の本では「アリエナイ毒性学事典」が内容が濃くて気に入っております。
さて最近は薬理凶室の本が有害指定図書などに指定されるという、とんでもない出来事も起きて驚いております。表現規制派の悪魔の手がここまで来ているかと思うと日本の将来は暗いと思うのです。言論表現の自由は民主主義の基本ですからね。
「青少年に有害」「差別だ」と叫べば自分達の気に入らない言論表現を弾圧できるという危険な思想は民主主義と自由の敵です。
薬理凶室の皆さんは、このような悪しき連中に負けず尖った本を出し続けて欲しいと思っています。
私は「買って応援」するぐらいしか出来ませんが〔それも各1冊ですが〕・・・。
もう一言。
私が何か悪いことをして捕まったら、たどりたどって薬理凶室にご迷惑がかかることがありえるかも知れないので普通の社会人生活をしております。
何しろ我が家には「薬理凶室」の本に加えて
・軍事書籍が山ほど〔「世界の艦船」と「航空ファン」が40年分以上、これだけで単純に1000冊超える〕
・火薬や毒物の本
・各種事件の本
・サド「悪徳の栄え」、マゾッホ「毛皮を着たビーナス」、ナボコフ「ロリータ」、マン・レイの画集、Hなマンガや小説等々
があるので捕まるとマスゴミに何を書かれるか判りませんからね。
ヘルドクターくられさんさんと薬理凶室の皆さんの未来が輝かしいものでありますように。
「世界の艦船増刊傑作軍艦アーカイブ〔18〕特型駆逐艦「吹雪」型/「暁」型」を買ってきた
「世界の艦船増刊傑作軍艦アーカイブ〔18〕特型駆逐艦「吹雪」型/「暁」型」を買ってきたので感想を書きながら内容を紹介したいと思います。
世界の艦船の増刊「傑作軍艦アーカイブ」シリーズも18冊目、ついに小型艦が取り上げられました。傑作駆逐艦である特型駆逐艦の特集です。
巻頭カラーの最初は「特型駆逐艦浦波の公式図」です。
続いて「カラー・イラストで見る特型駆逐艦」、柚木武士のイラストと絵葉書、塗装図です。
「1/700スケール・モデルで見る特型駆逐艦吹雪・浦波・綾波・響」、ヤマシタホビーのキットです。
モノクロページは第1部で吹雪型、第2部で暁型で写真多数、細部写真より艦全体が移っている写真が多いです。戦前に作られた艦なので写真は多く残っています。
第3部は「初公開!魚雷発射管の製造風景」と貴重な写真。六年式53.3センチ連装魚雷発射管や十二年式61センチ3連装魚雷発射管の写真、細部まで綺麗に写っています。貴重な資料です。
「精密艦型図で見る特型駆逐艦「白雪」と「潮」」、1/500の図面です。
「1/700卓上艦隊・特型駆逐艦を作る〜模型で見るサブタイプの相違点」、カラーページのヤマシタホビーのキットの解説です。
「掲載軍艦キット紹介〜特型駆逐艦〜」、特型駆逐艦はキットが多いです。
本文は「徹底分析!特型駆逐艦「吹雪」型/「暁」型」
「設計経緯」中川務
「船体/上構」及川研二
「機関」寺西英之
「兵装」堤明夫
「戦記〜太平洋を朱に染めた死闘の航跡〜」白石光
と詳しく分析です。
「特型駆逐艦の船体軽量化を考察する」寺西英之、詳しいです
「特型駆逐艦人物伝〜「艦隊のワークホース」を率いた碧海の強者たち〜」白石光、5人の艦長が取り上げられています。
「知られざる日本駆逐艦発達史〜峯雲型駆逐艦の挑戦と限界」小高正稔、特型駆逐艦の先祖の開発についてです。
最後に折り込み図面「特型駆逐艦「初雪」縦断面および上甲板平面」と「十二年式3連装発射管改一大体組立図(一部改造図)」「特型駆逐艦「朧」羅針艦橋および上部装置図」が付いています。
基本的にいつもと同じ「傑作軍艦アーカイブ」と同じ編成です。過去の雑誌からの転載が無く書き下ろし記事ばかりなのは大変良いです。
特型駆逐艦の本は幾つか出ていましたが今は入手が難しいものが多いので今回の増刊は良いです。特型駆逐艦のそれぞれの艦の行動記録などはさすがに掲載されていません、載せたら分量が大変なことになるので割愛は仕方ないと思います。
価値ある1冊です。
「傑作軍艦アーカイブ」も18冊となり日米英独の大型艦のほとんどが取り上げられたので今号は特型駆逐艦と小型艦になりました。
日米英独の大型艦で取り上げられてないのは英空母アークロイアルや米エセックス級空母、独シャルンホルスト級巡洋戦艦とポケット戦艦ぐらいになりました、フランスやイタリアの戦艦を取り上げるのも良いと思われます。
戦後の退役した原子力空母エンタープライズやミッドウェー級空母を取り上げても面白いと思います。
世界の艦船の増刊は毎月のように発刊されるので追いかけるのが大変です、予算と置き場が・・・欲しいものは基本的に買ってますけどね。
出し過ぎで内容が薄くならないことを望みます。今号のように濃い内容なら歓迎です。
「艦船模型スペシャル№91特集・エッチングパーツ攻略大作戦」を買ってきた
「艦船模型スペシャル№91特集・エッチングパーツ攻略大作戦」を買ってきたので感想を書きながら内容を紹介したいと思います。
前号は「日本海軍駆逐艦陽炎型」の特集で実際の艦艇がメインの特集でしたが今号は「エッチングパーツ」の特集で模型の作り方がメインとなっています。
最初にエッチングパーツの基本Q&Aが10ページとなっています。
続いて「アメリカ海軍オリバー・ハザード・ペリー級「レンツ」」1/350アカデミー+ポントスモデル
「日本海軍航空巡洋艦最上」1/700タミヤ+ファイブスターモデル
「日本海軍戦艦霧島」1/700フジミ+純正パーツ
と作例が続きます。今号では一つの艦艇に対する記事が10ページ前後と大変丁寧に紹介されています。「最上」のディテールアップのエッチングパーツ作例、ほとんど表面がエッチングパーツに変わっていて土台が判らないレベル。
特集最後に「モデルアートオリジナル汎用窓枠エッチングパーツ使用例」が紹介されています。艦種別主要キットの採寸データベースが付いています。
NEW KIT REVIWではタミヤの1/700「もがみ」を紹介。
連載記事「世界の客船」では「不屈ドイツのスーパーライナー、北ドイツ・ロイド汽船客船ブレーメン、オイローパ」、これも詳しい。
「艦船ソリッドモデル入門」はオランダ客船ノルサンの後編。
「日本海軍艦船図鑑」は「軍艦射撃用標的の変遷」、これは珍しい記事です。標的があることは知っていましたが実際にどんなものか初めて知りました。大変貴重です。
「ラベールアーカイブス」は「フランス海軍の高速護衛艦」です。
今号も前号に続いて濃くて良い1冊でした

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