「昭和40年男2022年6月号特集俺たちだけの恐竜博物館」を買ってきた

「昭和40年男2022年6月号特集俺たちだけの恐竜博物館」を買ってきたので感想を書きたいと思います。

 今回の巻頭特集は「恐竜」です。子供特に男の子は恐竜が大好きですよね、私も好きで恐竜図鑑をよく見てました〔知り合いの子供の現役小学生も恐竜大好き〕。ところが昔の恐竜と今の恐竜では大違い、研究が進んでいろいろなことが判ってきました、そんなところも含めて紹介されています。

 「これが俺たちの恐竜だ!」・・・トリケラトプスに始まってティラノサウルス、ステゴサウルス、プテラノドンまで紹介。

 「ネッシーを巡る幻想とミステリー」・・・ネッシーといえば昔々、石原慎太郎が現地調査したね。太平洋で引き揚げられた謎の大型生物の遺体も話題に〔実は大型サメの遺体〕、そう言えば「クッシー」「イッシー」なんて言うのもいました。

 「特撮、アニメの中の恐竜たち」・・・「かいけつタマゴン」懐かしい。

 「つぼイノリオの恐竜大冒険」・・・恐竜好きだとは知りませんでした〔話は変わりますがNHK-BSの番組で「金太の大冒険」が流れたのは驚き〕。

 「これが現在の恐竜像だ」・・・俊敏で頭が良かったり羽毛が生えてたり鳥のご先祖だったり子育てしたり今の知識にアップデート。

 「ウルトラ怪獣の正体」・・・懐かしい限り。スカイドンにアギラ、ステゴン・・・恐竜戦車は異色すぎ。

 他にも濃い記事が一杯です。

 

 第2特集は「昭和49年」、オイルショックのあった年。志村けんドリフターズに入ったり長嶋茂雄が引退したり宇宙戦艦ヤマトが始まった年でもあります。

 「アルプスの少女ハイジ放送開始」・・・見てなかったです、世界名作劇場って全くというほど見てません。日曜のあの時間帯になんのテレビを見ていたか記憶が無い。児童文学系は苦手。

 「カーペンターズ、人気絶頂の中でジャパンツアー開催」・・・カーペンターズの曲は好きでした。優しい曲でしたね。

 「三菱重工ビル爆破事件」・・・衝撃的な事件、あの頃の日本はテロの時代。犯人は普通の市民のふりをしていたというのが更に恐ろしい。「腹腹時計」という爆弾の作り方の指南書が地下出版されていました、一度見たかったですね、どんなことが書いてあるか。

 「韓国の英雄・大木金太郎、一世一代の大勝負」・・・頭突きの大木金太郎。猪木と勝負をしたけど猪木の方がプロレス頭は強かった。

 

 その他の記事から

 「3つの幸せホルモンで心と身体を快調に保とう」・・・セロトニンドーパミンそしてオキシトシン。私はセロトニンが少ないです。幸せホルモンを増やす3つの方法が出てるけど出来ているのが「太陽の光を浴びる」ぐらい〔朝、ちゃんと雨戸を開けて日光を浴びてます・・・休みの日も〕。

 「ちょっと気になる1個違い・長江健次」・・・イモ欽トリオ、再結成ですか。欽ドンの頃の話も懐かしい。

 他にも色々な記事有り。面白かったです。

「片手袋研究入門」石井公二著/実業之日本社刊を読み終わった

「片手袋研究入門‐小さな落としものから読み解く都市と人」石井公二著/実業之日本社刊を読み終わったので感想を書きたいと思います。

 路上観察の新顔の登場です。道路にときどき落ちている片手袋に注目して路上観察する石井公二さんの著作です。

 最初に「誓い」と「ルール」です。基本宣言です。

 続いて「片手袋」の分類について。

 「目的で分ける」・・・何に使う手袋か?軽作業・重作業・ファッション・防寒等々 

 続いて「過程で分ける」・・・放置されているか誰かの手が介入されたかの分類。

 最後に「状況・場所で分ける」・・・どこに落ちていたか〔置かれているか〕の分類。

 これらの3段階について詳しい解説が写真付きで紹介されています。

 第2章は「片手袋の現場」、築地に行ったり拾得物センターに行ったり深海での片手袋〔海洋ゴミ〕の現実を見たりします。

 第3章は「創作物の中の片手袋」。絵本やコミック、映画、アニメの中の片手袋を紹介、よく調べてあります。

最終章は「片方とは何だろうか?」まとめと片手袋の再定義となっております。

 大変面白い1冊でした。「路上に落ちている片手袋」というものに目を付けたところで作者の勝利は確定したようなものです。路上観察は何に目を付けるかが勝負ですから、後は地道な積み重ねであります。今後の観察にも期待です。

芦屋市立美術博物館「北原照久コレクション展」を見に行ってきた

 芦屋市立美術博物館「北原照久コレクション展‐おもちゃ!広告!驚きと感動と心温まる物語」を見に行ってきましたので感想を書きたいと思います。

 「なんでも鑑定団」の鑑定士でお馴染みの北原照久氏のコレクションからおもちゃと広告に関するモノをメインに展示した展覧会です。

 入場してすぐの1階エントランスには高級そうなペダルカーが3台〔ピカピカに整備されていました〕と電動福助がおいてあります。

 階段を登っていくと壁面になつかしの映画のポスター、「007」やブルース・リーの映画などです。

 第1展示室はおもちゃの展示。入ったところには懐かしの超合金にソフトビニールのおもちゃ。仮面ライダーの大型フィギュア〔ガチャガチャになっている〕もあります。奥に行くと乗り物のおもちゃ、船に飛行機、汽車・電車、車、戦前のおもちゃもあります。もちろん女の子向けのおもちゃ〔ミニキッチンにバービー人形、リカちゃんなど〕もあります。

 付録ものは戦前の「少年倶楽部」の紙の組立付録がメイン、これが立派でエンパイヤーステートビルや日光東照宮?そして圧巻は戦艦三笠の紙の模型、これは子供じゃ簡単に組み立てられないレベル、凄いです。

 セルロイドや占領下日本のおもちゃ、戦前日本のおもちゃもあります。壁にはゴジラシリーズのポスターに戦前の双六が貼られていて細かく見ていると楽しいです。

 第2展示場は「広告展示」なつかしの広告です。福助に招き猫、ビリケン様〔ビリケン様は足の裏をなぜると幸運になると言ってたいていのものは足を投げ出した状態なのですが正座したビリケン様もあって驚き〕、縁起物のうちわ、大黒様、恵比寿様、店頭マスコットなどです。

 店頭マスコットキャラクターにはビクターの犬ニッパー君にコルゲンコーワのカエルなどがあります。店頭ディスプレーは小型のもの、お洒落なものが結構あって今でも使えそうなものが幾つもありました。壁にはこれまた懐かしのポスターが貼られています〔ビールなどのお酒が多いですね、有名な「赤玉ポートワイン」のポスターもありました〕。

 展示分量が多いので見応えありでした、写真撮影も可能です〔私も撮りたかったのですがスマホのバッテリーの残量が少なくて断念・・・1階の「美術の手ざわり‐記憶にふれる」は撮影不可であります〕。

 私が行ったのは開館直後の午前10時なので大変空いていて見やすかったです。

博物館・美術館の予約について

 コロナが流行りだしてから博物館・美術館で予約制を導入するところが出てきました。

 これがなかなかの困りもの。

 入場人員を制限しないと駄目なのは密を避けるため必要なのは判るけど。

 朝起きて「今日は気分も良いし天気も良い、体調も良いから展覧会にでも出かけるか」が出来ないですよね。

 いつでも体調が安定している訳でもないから困るんです。いつも元気な人には想像付かないでしょうけど調子の悪い時に行きたくないですよね。

 

 更に困るのが予約システム・・・結構、判りにくい。

 美術館ごとに違うし、せめて国公立は統一して欲しい。

 酷くなると同じ美術館で展覧会ごとに違っていたりするんですよ、そのたびに登録し直したり大変。

 何とかならないかな?おかげで展覧会に行く回数が減った気がする。

「昭和40年男2022年4月号特集・俺たちの別れ」を買ってきた

「昭和40年男2022年4月号特集・俺たちの別れ」を買ってきたので感想を書きながら内容を紹介したいと思います。

 第1特集は「俺たちの別れ」、最終回にまつわるエトセトラがメインとなっています。と言うことで巻頭インタビューは「あばよ!!」の台詞でおなじみの柳沢慎吾、「あばよ」台詞の元など・・・私には「翔んだ」シリーズのドラマの印象が今でも強いです。

 「美しき涙のラストシーン」・・・テレビドラマの最終回、幾つかのパターンあり、私はハッピーエンドが好き。

 「クライマックスの醍醐味」・・・こちらは映画の別れの場面。

 「ヒーローたちの最後のメッセージ」・・・特撮ヒーロー篇。ウルトラマンシリーズがインパクトが強いかも

 「衝撃的な終焉」・・・アニメ篇。ここでは「マジンガーZ」や「デビルマン」「宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士達」を中心に。昔のアニメだと個人的には「ハクション大魔王」「侍ジャイアンツ」「機動戦士ガンダム」かな。

 「あの物語の結末」・・・漫画篇。「巨人の星」「タイガーマスク」「愛と誠」等々。私は「タッチ」「みゆき」などなど。

 「男はつらいよ」・・・別れのシーンが毎回あるそうだが、見てないのでなんとも言えず。

 「長嶋茂雄引退試合」・・・引退試合長嶋茂雄を知った記憶が、現役より監督の方が記憶に多い。

 「山口百恵ラストコンサート」・・・去り際が綺麗、復帰しないところが素晴らしい。

 「ロックバンド解散物語」・・・解散したり再結成したりするバンドがありますよね、一時休止にすれば良いのにとよく思っています。

 「早逝のカリスマたち」・・・沖雅也田宮二郎の両氏のインパクト強いです。

 他にも記事あり、読み応えあり。

 

 第2特集は「昭和63年」

 昭和も終わりが近づいてきた63年。昭和天皇が重体で自粛モードに。F1ブームにリクルート事件などなど。

 「ソウル五輪」・・・日本勢は今ひとつ。ベン・ジョンソンのドーピングが一番インパクト強い。

 「アニメ『美味しんぼ』放送開始」・・・3年半もやってたのか、原作も途中まで読んでたけど挫折した。

 「ブルーザー・ブロディ刺殺事件」・・・プエルトリコでゴンザレスに刺された事件は衝撃的でした。生きていればブロディ・鶴田VSハンセン・天龍の試合が計画されていたという、実現できたかどうかは判らないが見たかった。

 

 他の記事から

 「窓から昭和が見える」・・・大槻ケンヂの新連載開始。

 「俺たちのアイドル・南野陽子」・・・デビュー前の話も阪神間に昔から住んでいると知ってしまう、良いことか悪いことか・・・

 「帯状疱疹の話」・・・両親とも罹っているので恐いですね、とても痛いらしいので

 「西の国から吹くコラム・Sangaria・正司敏江・玲児」・・・究極のドツキ漫才、今ならあちこちから文句が来そう、普通に見て笑っていたけどね。

 

 この号も読み応えがありました。

あべのハルカス美術館「イスラエル博物館所蔵印象派・光の系譜」展に行ってきた

 あべのハルカス美術館イスラエル博物館所蔵印象派・光の系譜」展に行ってきたので感想を書きたいと思います。

イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 | あべのハルカス美術館

 第1章は「水の風景と反映」

 コローの「川沿いの町、ヴィル=ダヴレー」から始まります。

 ヨンキントの「日没の運河、風車、ボート」が小さい絵でありながら綺麗で印象深いです。

 クールベの「海風景」は迫力があります。

 ウジェーヌ・ブータンの絵が5点ありました。「岸辺のボート」が明るくて良い感じ、「湖、海辺の日没」の夕陽も綺麗です。

 モネの「エトルタ、アヴァルの崖」は初見。

 シスレーの「ロワン川のほとり、秋の効果」は枯れ葉の表現が良いです。

 シニャックの「サモワの運河、曳舟」は独特の色彩がモザイクのような描き方です。

 レイセルベルヘの「地中海、ル・ラヴァンドゥー」もモザイクタッチ。

 ユリィの「風景」は明暗のコントラストが良い。

 モネの「睡蓮の池」も綺麗。

 

 第2章は「自然と人のいる風景」

 ゴッホの「麦畑とポピー」は赤色の配置がポイント。「プロヴァンスの収穫期」は黄色がポイント。

 ゴーギャンが4点。「ウパウパ(炎の踊り)」が一番印象的です。

 

 第3章は「都市の情景」

 ゴッホ「アニエールのヴォワイエ=ダルジャンソン公園の入り口」は筆のタッチがゴッホらしいです。

 ユリィの「冬のベルリン」は寒さが伝わってきます。「夜のポツダム広場」も夜の空気がよく出ています。

 

 第4章は「人物と静物

 ルノワールが4点と充実。

 ヴュイヤールの「窓辺の女」が良いです。

 ユリィの「赤い絨毯」のもの悲しい雰囲気も良いです。

 

 今年初の展覧会は印象派の展覧会でした。

 印象派の作品はやっぱり風景をメインとしたものが好きですね。

 少し離れた所から見るのが私は好きです。

 印象派は見やすくて良いです。

 良い展覧会を今年最初に見られて良かったです。

 予約無しで見られるのも良いですね〔予約有りは色々めんどくさいし辛いですね、当日の体調とかで決められないし展覧会ごとに予約システムが違うというのも困りものです、せめて同じ美術館ならずっと同じ予約システムして欲しいですね〕。

「東京人2022年3月号特集・新版画と東京」をしばらく前に買ってきた

「東京人2022年3月号特集・新版画と東京‐川瀬巴水伊東深水、吉田博、土屋光逸らが描く」都市出版をしばらく前に買ってきたので感想を書きたいと思います。

 新版画の特集というので久しぶりに「東京人」を買ってきました。

 新版画は明治30年頃から昭和に作られた木版画を指します。昨年あたりから川瀬巴水や吉田博の展覧会が行われて注目されています〔残念ながら関西ではなかったので見に行けませんでした〕。

 本誌では最初に川瀬巴水、吉田博、伊東深水、ノエル・ヌエット〔フランス人、大正から昭和にかけて日本に在住、作品は昭和初期に〕、小早川清の作品が紹介されます、どれも良いですね。

 その後に西川純子・渡邊章一郎・イシグロキョウヘイによる鼎談で新版画について語ります。アニメとの共通点も述べられています。川瀬巴水弘前景勝院」ができあがるまで何回も色を重ねていく様子が「順序刷り見本帳」で解説、凄いですね。

 江口寿史が惚れた川瀬巴水東海道風景選集・尾州半田新川端」についての感想が載っています。

 「スティーブ・ジョブズの審美眼」松岡春夫でジョブズが愛した新版画について書かれています、直感で選んでいたようです〔コレクションリストあり、川瀬巴水が多いです〕。

 「令和新版画の製作現場に、いざ」齋藤久嗣・・・パソコン上で版を作ってレーザーカッターで版を彫るのは近代的、でも刷るのはバレン。

 「浮世絵再興に挑んだ最後の版元・渡邊庄三郎の生涯」高木凜・・・興味深い人生です。

 他にも新版画に関する記事が多数、読み応えがあります。

 

 特集以外では

 「台湾人写真家が撮った戦前の東京‐時代の肩越しにシャッターを切った台湾人写真家・鄧南光のまなざし」栖来ひかり・・・戦前の東京の風景は興味深いです。

 が良かったですね。