「日本俗信辞典植物編」鈴木棠三著を読み終わった

  「日本俗信辞典植物編」鈴木棠三著/角川ソフィア文庫を読み終わりましたので感想を書きたいと思います。

  「日本俗信辞典動物編」の姉妹編であります。

 植物にまつわる俗信を集めた1冊であります。取り上げられた植物は何と283項目、集めに集めたものです〔上下二段組み536頁です〕。

 俗信で多いのは「○○を庭に植えてはいけない」というのが意外に多いこと、この本に書いてあることを全部信じたら庭に植える木が無くなってしまいそう〔もちろん地域によって禁止されている植物は違います〕。

 気候に関する俗信も多いですね、○○が早く咲いたら雪が多いなどなど、長年の経験からでしょうか?。

 植物と言うことで医療に関する事も多いです。何故か多いのが「イボ」の治療法、昔の人はそんなにイボに悩んだのか?〔淋病も多い、抗生物質も無い時代の俗信ですからね、淋病は多いのに梅毒は出てこない〕。

 動物編と同じですがとにかくよく集めたモノです、最初から順番に読むより適当にページを開いて読むとか気になった植物の名前を調べてみるのが良いかと思います。

 頑張って読む価値ありだと私は思います。

 

「世界の艦船増刊ドイツ戦艦史」を買ってきた

 「世界の艦船増刊ドイツ戦艦史」を買ってきたので感想を書きたいと思います。

ドイツ戦艦史 2021年 06 月号 [雑誌]: 世界の艦船 増刊
 

  昔々に「ドイツ戦艦史」は増刊として出ていたのですが私は購入していませんでした〔あると思っていたんですけど無かったです〕。

 内容は写真が4章、本文が3章となっています。

 写真のところには各級の解説、要目、図面が載っているのはいつもの世界の艦船の増刊と同じです。

 写真の最初は「前ド級戦艦」でブランデンブルク級からドイッチュラント級となっています。

 第2部が「ド級/超ド級船艦」でナッソー級からビスマルク級、最後に第一次使用戦艦の後にビスマルク級が突然出て来るのは微妙に違和感あり。

 第3部が「巡洋戦艦」でフォン・デア・タンからシャルンホルスト級までで、こちらも最後にいきなりシャルンホルスト級です。

 第4部が「装甲艦」でドイッチュラント、アドミラル・シェアー、アドミラル・グラーフ・シュペーの3隻。

 写真は見た事の無いものが多くて良いですね。

 おまけとして未成戦艦/巡洋戦艦「マッケンゼン級巡洋戦艦」「ヨルク代艦級巡洋戦艦」「H級戦艦」「O級戦艦」の解説と要目、図面が載っております。

 

 本文の最初は「ドイツ船艦建造の歩み」大塚好古でドイツの戦艦の概要解説。

 ドイツ戦艦の技術的特徴は3つに分けて

 「船体」阿部安雄

 「機関」阿部安雄

 「兵装」堤明夫

 となって詳しい解説が載っております。

 最後に「ドイツ戦艦の戦い」白石光でドイツ戦艦の活躍が解説されています。

 おまけに「クラス名/艦名検索」と折り込み図面「戦艦ヘルゴラント1911年」と「巡洋戦艦シャルンホルスト1939年」が付いています。

 良くも悪くも、いつもの「世界の艦船増刊」でした。ドイツ戦艦の歴史の概要を知るには良い1冊だと思います。

「昭和40年男6月号特集俺たちを興奮させたでっかい夢‐昭和イベント大全!!」CRETE社を買ってきた

「昭和40年男6月号特集俺たちを興奮させたでっかい夢‐昭和イベント大全!!」CRETE社を買ってきましたので感想を書きたいと思います。

昭和40年男 2021年6月号 [雑誌]

昭和40年男 2021年6月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/05/11
  • メディア: 雑誌
 

  第1特集は「昭和イベント大全」です。最初に前の東京オリンピック、まだ生まれていないので過去映像でしか見た事がありません、しかしながら次の大阪万博は生まれてましたし行った事もあります。でも小さかったので人が多かった事しか記憶がありません、万博の子供向けガイドブックは熟読してましたけどね〔嘉門タツオさんのインタビュー有り〕。

 沖縄海洋博とつくば科学博の記事はあるのに神戸ポートピア博の記事が無いのは残念。

 「パンダがやって来た」・・・凄いブームでしたよね。当時買っていた「週刊朝日世界動物百科」の別冊のパンダ特集号が買えなかったんですよね。

 「ヒーローアクションショー」は行けなかったけど「木下大サーカス」は祖母に連れて行ってもらった記憶があります。

 日本武道館・・・関西にずっと住んでいると縁がありません、行ってみたいですけどね〔近くは通った事がありますが〕。

 甲子園・・・こちらは地元、1985年の阪神優勝の時にはよく応援に行きました、阪神甲子園駅を降りた時から空気が漂う聖地です。

 「モナリザ来日」・・・一生に一度は見てみたい。

 「公開番組観覧の誘惑」・・・全員集合の公開放送、見に行きたかった。そう言えば特撮もので公開放送のがあったよね。

 

 第2特集は「昭和48年」

 特撮番組が大量に始まった年、「仮面ライダーV3」「ウルトラマンタロウ」「キカイダー01」「ファイヤーマン」「ジャンボーグA」「ロボット刑事」「イナズマン」など、私はキカイダーが好きでした。ブルース・リーが亡くなられたのもこの年。オセロもブームになったんですね、よく遊びました、弱かったけど。

 「70年代のジュリー、快進撃始まる」・・・沢田研二、大活躍。全員集合でも大活躍。

 「クレクレタコラ」・・・番組の名前は覚えているけど内容の記憶が無い、面白かったけどね。

 「広島商業が甲子園春準優勝、夏優勝」・・・作新学園の江川卓を攻略して優勝、江川は凄かったけど得点能力は低かった記憶があります。

 「長州力新日本プロレス入団」・・・お約束のプロレス記事。48年に入団したとは知りませんでした〔ミュンヘンオリンピックに出たのは知ってましたが〕。実際に注目を浴びるのは「噛ませ犬事件」以降、それまでの鳴かず飛ばずの時期が長かった。

 

 他の記事から

 「マイクロRNA、たった一滴の血液からガン検診」・・・凄い技術

 「昭和40年の男・ちびっこの教祖“カバゴン”阿部進」・・・・懐かしい、全国こども電話相談室の人ですね、タレント先生の元祖。

 「みくに文具のプラモ棚」・・・マルザンのゴジラって1000万円もするの!?プレミア付きすぎ。

 

 今号も読み応えありでした。

「アリエナイ工作事典」薬理凶室著を買ってきた

「アリエナイ工作事典‐アリエナイ理科別冊」薬理凶室著/三才ブックスをしばらく前に買ってきましたので紹介したいと思います。 

アリエナイ工作事典 (アリエナイ理科別冊)

アリエナイ工作事典 (アリエナイ理科別冊)

  • 作者:薬理凶室
  • 発売日: 2021/04/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 本文は大きく5章に分かれております。

 最初は「暗黒玩具の工作」、いきなり「ダイソー裏工作講座‐100均アイテムで始めるアリエナイ工作」とゆるいところから始まりますが、ゆるいのは最初だけなのでご安心を。

 第2章は「禁断のキャノン学」、薬理凶室はエグゾーストキャノン大好き、「大事典」に続いて記事たっぷり。

 第3章「凶電工作」、コッククロフト回路やテスラコイルなど、ここからが薬理凶室の真骨頂という所ですね〔素人にはなかなか手を出せなさそうな所が薬理凶室らしくて良い〕。

 第4章「3Dプリンター実践学」、最近流行の3Dプリンターを使った工作色々、ここにもエグゾーストキャノンが登場します。

 第5章「サバイバル裏工作」、超爆光LEDや消毒用アルコールの作成、プラスチックの肺、刃物のメインテナンスまで

 後はおまけの補講です。

 相変わらずの薬理凶室の本ですね、安心です。

 前巻の「大事典」と違ってオールカラーというのも判りやすくて良いですね。

 何もしないでパラパラ眺めるも良し、実際に作って見るも良し〔工作に注意必要〕使い方は読者次第と言ったところでしょうか〔私はパラパラ眺める派〕。

 次の本にも期待しております。

世界の傑作機が200号になった事で思う事

 3月末に発売された「世界の傑作機DH.98モスキート」で新シリーズ、通称赤版も200号になりました。

 おめでとうございます。

 隔月発行ですから30年以上になりますね〔その前に青版がありました・・・何号まで出たか忘れました、100号は越えてますね〕。

 赤版は最初から買っていて全巻揃っていたら良かったんですが途中で20冊ぐらい抜けているんですよね、いろいろと事情がありまして現在揃えている最中です。

 200号を越え30年以上発売が続いていると同じ機体が再編集で発売される事も増えてきました。

 でもね・・・まだ出てない有名機がありますね〔現役機は基本的には出ないとしても〕。

 日本海軍機だと「九七式大艇」「天山」「流星」等、日本陸軍機だと「呑龍」「九七式司令部偵察機」「一〇〇式輸送機」等・・・青版だと「深山・連山」もありましたね。

 アメリカ機だとベストセラー輸送機にして第二次大戦勝利の立役者「C−47」が出てませんね。大戦中のドイツ機は充実、「Ar196」まで出てます。イギリス機も「シーヴィクセン」まで出てます。

 それに比べて悲惨なのがイタリアやフランスの機体、両国で出ているのが「ミラージュIII」のみ。イタリアだと「マッキC200」シリーズなどがあるんですけどね。

 第一次世界大戦の機体も皆無。「フォッカーDr.1」等々、航空史上重要な機体が多数あります。海外だと「InAction」や「WindsockDatafile」シリーズがあるんですけど英語ですからね、個人で訳しても訳が合っているか判りません〔英語は苦手です〕。

 練習機・輸送機・ヘリなどの脇役も少ないですね・・・売れないからですかね?でも「シーヴィクセン」が出るぐらいですから・・・書く人がいないのかも知れません。

 民間機は出す予定が無さそうですね・・・青版で「B.707」が出ていたようですが。

 以上、色々書いてきましたが期待しております。

 1冊あれば基本的な情報が全部判るんですから。

 とにかく出続けてください。

 買える限り買いたいと思っています〔置く場所が心配ですが〕。

 頑張れ「世界の傑作機」!。

「昭和40年男2021年4月号特集俺たちをゾクゾクさせたカッコいい女たち」を買ってきた

「昭和40年男2021年4月号特集俺たちをゾクゾクさせたカッコいい女たち」を買ってきたので感想を書きたいと思います。 

昭和40年男 2021年4月号 [雑誌]

昭和40年男 2021年4月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/03/11
  • メディア: 雑誌
 

 巻頭特集は「俺たちをゾクゾクさせたカッコいい女たち」と言う事で、いきなり小泉今日子〔以下、敬称略〕を16頁にわたって特集。いつも特集でもこんなに濃い事をしないのにね。

 以下取り上げられたのが秋吉久美子小林聡美鈴木祥子長与千種、岩下志摩子と続きます。個人的には長与千種の記事をもっと読みたかったな。

 伝説の女性ではオノ・ヨーコ向田邦子、マドンナ、安井かずみ桃井かおりジェーン・バーキン大貫妙子

 フィクションの女では「あしたのジョー」の白木葉子〔この人を最初に持ってくるセレクトは渋い〕、峰不二子〔ここは妥当〕、マンガの世界のイイ女〔『CAT’S EYE』の来生泪が入ってないのが意外です〕

 事件簿・・・三和銀行横領事件の女に榎本美恵子、ここはもう少し欲しい気が。

 歌の中の女は中島みゆき松任谷由実、昔の中島みゆきの情念に満ち満ちた女性像は良い。

 

 第2特集は「昭和62年」

 大韓航空爆破事件や国鉄民営化があった年です。

 「アントニオ猪木へのビートたけしの挑戦状!」・・・新日本プロレス国技館大暴動事件ですね。たけし軍団ビッグバン・ベイダーを連れて現れてアントニオ猪木vs長州力というプロレスファン待望の試合がボロボロになりベイダー戦で猪木がボロボロになった大会、その大会を当事者の一人である玉袋筋太郎のインタビューでまとめてあります。私も中継で見ていましたが酷かったですね・・・新日本プロレスの大きな「やらかし」の一つですね、時々こういう事があって客が暴れるというのがありました。ベイダー自体は良い外国人選手だったんですけどね。

 「村上春樹ノルウェーの森発表」・・・個人的に村上春樹は苦手、「羊をめぐる冒険」で挫折。文章のリズムが私には合わないのです。

 

 その他の記事から。

 「みくに文具のプラモ棚」・・・「けろっこデメタン」の模型なんかあったのか。

 「俺たちのアイドル・寺田恵子」・・・この人こそ巻頭特集に載るべきカッコいい女。

 「追憶のボール・山田久志」・・・阪急のエース、サブマリン投法格好良かったな。

 他にも各種記事有り。

 今号は小泉今日子という事ですね。

「日本俗信辞典・動物編」鈴木棠三著を読み終わった

 「日本俗信辞典・動物編」鈴木棠三著/角川ソフィア文庫を読み終わったので感想を書きたいと思います。

日本俗信辞典 動物編 (角川ソフィア文庫)

日本俗信辞典 動物編 (角川ソフィア文庫)

  • 作者:鈴木 棠三
  • 発売日: 2020/04/24
  • メディア: 文庫
 

 すごい本です。 「はじめに」と「俗信序説」と巻尾の文庫版解説を除いて上下二段組でありながら744ページという大著であります。

 俗信というのは基本的に「予兆・占い・禁忌・呪いに関する生活や知識で、主に心意にかかわる伝承」で「組織や集団を介して行う卜占や呪術」を除いたもので例えば「霊柩車に出会ったら親指を隠す」といった類のものであります。そのうち動物に関するものを1冊にまとめたものです。

 記述はあいうえお順で「青葉梟」から始まり「綿虫」まで続きます。

 俗信で多いのは天気に関わるもの、民間療法、人の生死に関わる物が多いです。

 同じ動物の行為でも地方によって良いものだったり悪いものだったりするのは興味深いですね。

 民間療法で多いのは「疳の虫」「夜泣き」「イボ」の治療、焼いて粉を飲んだり生のママで飲んだり〔これって実際にやったんだろうかと思うものもあり〕こすりつけたりと色々。呪文のようなものを唱えるのも多いです。

 動物別で見ると「ヘビ」に関するものが多いですね、「牛」「馬」「ネコ」「カラス」も多いのも特徴的。ヘビ以外は身近ですからね〔昔はヘビも身近か・・・〕。

 とにかく、これだけの量をまとめ上げたという事が重要だと思います。

 貴重な記録です。

 最初から順番に読むより適当に思いついた動物について見てみる読み方の方が良いと思います。私は最初からキチンと読んで大変でした・・・700ページを超えると文庫とは言え持っているだけで大変でした。

 植物編も購入済みなので、しばらく後に読む予定です。