「世界の艦船2021年12月号増刊米攻撃原潜「ヴァージニア」級」海人社を買ってきたので感想を書きながら内容を紹介したいと思います。
「米イージス艦アーレイ・バーク級」「米原子力空母空母フォード級」に続く米海軍現役艦艇紹介シリーズの第3弾です。
巻頭は「カラーで見るヴァージニア級」で色々な写真を紹介しています。内部の写真は少なめ。
本文第1部は「ヴァージニア級の開発と今日の米潜水艦部隊」です。
「米海軍戦略とヴァージニア級原潜」岡部いさく
「米潜水艦部隊の現況と将来展望」野木恵一
「原潜建造計画の今後」大塚好古
本文第2部「ヴァージニア級の技術的特徴」
「船体」編集部
「機関」野木恵一
「兵装/センサー」井上孝司
本文第3部は「米原潜のオペレーションとヴァージニア級」
「米潜水艦部隊のオペレーション」岡部いさく
「ヴァージニア級vs商級‐米中の主力SSNを比較する」矢野一樹
となっていて、「世界の艦船」に書かれていた記事をアップデートしたものになっております。本文を読めばヴァージニア級潜水艦と米原子力潜水艦の内容についてかなり詳しく知ることが出来ます。これ以上詳しくはなかなか難しいかと思われます。巻頭の写真ページはもっと多くても良かったかと思います〔潜水艦の写真なのでバリエーションは難しいのかも知れませんが薄い本になっているのでページを増やして掲載するスペースを作ることは可能かと思います〕。
次の増刊は広告によると「アメリカ海軍2022」だそうです。