兵庫県立美術館「恐竜図鑑‐失われた世界の想像/創造」を昨日見てきました。

 兵庫県立美術館「恐竜図鑑‐失われた世界の想像/創造」を昨日見てきました。

兵庫県立美術館 || 恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造

 恐竜発見初期から現代に至る恐竜の絵画〔パレオアート/古生物美術〕の展覧会です。

 恐竜発見初期の想像図はやはり、野暮ったい感じで「もっさり」しています。今の怪獣に近い感じですね〔怪獣が恐竜の真似をしたというのが正しいと思われます〕。

 時代を経て数多くの発見と研究の成果が反映されると全体的にすっきりとしたスマートな感じになっていく変化が判ります。

 「日本の恐竜受容史」で展示されている昔の子供向け雑誌の恐竜想像図は懐かしいですね、何十年前の子供時代に少年マンガ雑誌の口絵などによく載ってましたね。恐竜をモチーフにした絵画では恐竜と少女3人が描かれた「ゆりかごから墓場まで」が大変良かったです。

 多くの想像画が恐竜を感じさせてくれる展覧会でした。恐竜展と言うことで普段の展覧会ではあまり見ない親子連れが多かったですね。

 常設展「虚実のあわい」で展示されていた木下晋「祖母ソノ像」「ゴゼ小林ハル像」が大変迫力があってインパクトがありました。