世界の名艦スペシャルエディション海上自衛隊もがみ型護衛艦モデリングガイド」を買ってきた

「世界の名艦スペシャルエディション海上自衛隊もがみ型護衛艦モデリングガイド」イカロス出版を買ってきたので内容を紹介しながら感想を書きたいと思います。

 イカロス出版の「世界の名艦」シリーズの最新刊であります。海上自衛隊最新の「もがみ」型護衛艦のまるごと1冊本は初めてではないかと思います。

 最初はもがみ型護衛艦6隻「もがみ」「くまの」「のしろ」「みくま」「やはぎ」「あがの」の紹介です。

 続いてが「世界の名艦」シリーズの特徴であり最大の売り物である「超ディテールアーカイブ」です。艦首、前甲板、艦橋、マスト、煙突、船体中央部、船体後部、格納庫、飛行甲板、艦尾、各種センサー、アンテナ設備、艦内各部と紹介されていきます。細かい部分まで写真で紹介されているのは、ありがたい限りです。間に武装〔Mk.45 127mm砲、12.7mm重機関銃RWSなど〕や装備品〔無人機雷排除システム用水上無人機、艦載艇など〕の紹介もあります。

 もがみ型護衛艦はステルス性能を高めるために外観は平らで凹凸がない艦型になっています。アンテナ・レーダーも今までに無い形ですね。

 後半はピットロード製1/700キットの作例です。「もがみ」はフルハル状態、「くまの」は後日装備となっているMk.41VLSを装備した状態となっています。ちょっと汚し塗装がきつい気がいたします〔まだ新しい艦ですからね〕。

 もがみ型護衛艦は12隻が作られる予定です〔最初は22隻の予定でしたが後半10隻は改良型か新型となる模様〕。海上自衛隊の一大勢力となるもがみ型護衛艦を知るには適切な1冊だと思われます。今後の新造艦や改良が進んだら改訂版が出るのかな?と思っています。