「世界の艦船増刊・傑作軍艦アーカイブ〔7〕戦艦「扶桑」型/「伊勢」型」を買ってきた

世界の艦船2019年3月号増刊・傑作軍艦アーカイブ〔7〕戦艦「扶桑」型/「伊勢」型」海人社を土曜日〔2月23日〕に買ってきました。

 「傑作軍艦アーカイブ」シリーズも順調に発売が続いて、もう7冊目です。

 今回取り上げられるのは扶桑型と伊勢型戦艦。

 伊勢型は「航空戦艦」として昔から人気がありましたが扶桑型は昔、人気がありませんでした。大戦中の日本戦艦のイメージを書いてみると〔個人的な感想です〕

 大和型・・・世界最大の戦艦

 長門型・・・世界のビッグ7

 伊勢型・・・世界唯一の航空戦艦〔なんか強そう〕

 金剛型・・・太平洋戦争で大活躍

 扶桑型・・・???

 1/700のキットも昔は恵まれず〔今は良いキットが出ております〕、「丸スペシャル」の日本艦艇シリーズでずっと売れ残ってましたからね。

 ところが今は艦これのおかげもあり〔戦艦として初期の頃から実装できる〕知名度も人気も上がっております。

 さて、内容の紹介。

 巻頭は柚木武士さんの「山城」「伊勢」「日向」の彩色画。1/700洋上模型で見る扶桑型・伊勢型戦艦と秘蔵カラー映像で見る終戦直後の伊勢型航空戦艦、ここまでがカラーページ。

 目次を挟んで扶桑型と伊勢型の建造時から最期までの写真。戦前の写真には見たことがないものも多いです。

 1/700卓上艦隊航空戦艦「伊勢」を作る・・・フジミ特39日本海軍航空戦艦伊勢の作例。

 掲載軍艦キット紹介・・・今、手に入るキットの簡単な解説が2ページ。

 本文は

 超弩級戦艦発達史から読み解く「扶桑」型/「伊勢」型の建造計画・・・新見志郎

 扶桑型/伊勢型のメカニズム・船体防御・・・小高正稔/兵装・・・堤明夫/機関・・・阿部安雄

 「扶桑」型と「伊勢」型の戦い・・・白石光

 史上唯一の航空戦艦「伊勢」型の運用構想とその限界・・・大塚好古

 巻尾の折り込み図面は「新造時の戦艦「山城」(1917年)」と「航空戦艦「伊勢」(1943年)」となっています。

 いつも通りの「傑作軍艦アーカイブ」ですね、船体防御・兵装・機関の解説はいつもながら詳しいです。

 

 もう、このシリーズも7冊目。今後を勝手に予想。

 日本艦だと大戦中の戦艦は大和型だけ、でも写真が少ないですね。

 巡洋艦だと「古鷹型/衣笠型」「最上型/利根型」「5500t軽巡洋艦

 空母は1隻も出てませんね・・・「赤城・加賀」「蒼龍・飛龍(+雲流型)」「翔鶴・瑞鶴」

 他には「特型駆逐艦」で1冊出来ますね、陽炎型などの後期駆逐艦は写真が少ないですからね、人気はあるけど

 海上自衛隊はるな型/しらね型」で1冊というのも良いですね。

 まだ1冊も出てないドイツ艦は「ビスマルク型」「ポケット戦艦」「シャルンホルスト巡洋戦艦」、Uボートは過去に増刊として出てますね。

 米艦だと「ヨークタウン型空母」「エセックス型空母」、戦艦は影が薄い感じ。戦後の「ミッドウェー級空母」「原子力空母エンタープライズ」で1冊というのも良い。「スプルーアンス級駆逐艦」も欲しい1冊。

 英艦だと「ネルソン型戦艦「フッドとレナウン巡洋戦艦」かな・・・空母は「アーク・ロイヤルとイラストリアス級空母」

 次は海外艦と思われるので何が出るかお楽しみ。

 それにしても増刊の発刊ペース速すぎ、予算と置く場所が・・・