「英国軍艦勇者列伝」岡部いさく著を読み終わった

 「英国軍艦勇者列伝」岡部いさく著/大日本絵画刊を読み終わりましたので感想を書きます。 

英国軍艦勇者列伝

英国軍艦勇者列伝

 

  最近、偶然にも英国軍艦本を読んでいます。この本は2012年出版になります、偶然にも古書店で見つけたので購入した本であります。

 この本は艦船模型雑誌『NAVY YARD』に連載されている「なんだか蛇の目のフネだから」の連載をまとめた本です〔現在も連載継続中〕。

 日本で人気と言えば日本の軍艦〔自国ですから〕にアメリカ軍艦そしてドイツ軍艦でしょうか、イギリス軍艦の人気は今ひとつ〔失礼〕でした。最近では色々な本が出たりアオシマから1/700キットが色々発売されるなど徐々に盛り上がってきております。

 本書で取り上げられているのは「巡洋戦艦インヴィンシブル」「E級駆逐艦」「アーチャー級護衛空母」「ダイドー級軽巡洋艦」「J〜K級駆逐艦」「C級軽巡洋艦」「V〜W級駆逐艦」「U級潜水艦」「トライバル級駆逐艦」「ロイアル・ソヴァレン級戦艦」「アブデエル級敷設巡洋艦」「リアンダー級フリゲイト」「巡洋戦艦タイガー」であります。

 最初が「巡洋戦艦インヴィンシブル」、英国軍艦の艦名の意味から入ります。英国軍艦の名前は他の国の軍艦と違って形容詞が艦名になっていることが多々あります。日本ではありませんよね・・・日本の場合、他国のように人命を艦の名前に付ける事も無いですね。そこから始まって艦の解説と履歴の説明、もちろん岡部いさくさんの本ではお約束のイラスト解説もあります。

 他の艦についても同様の解説ですね・・・トライバル級駆逐艦などは艦の数も多いので連載4回分になっています。

 とにかく読みやすいし蘊蓄たっぷりだし、いつもの良い意味での「岡部いさく本」ですね。出来れば写真が少し付いていれば文句なしなんですけど。

 第2巻発売希望です。

 今度は新刊で買おう。