「東京人10月号特集・石に恋して」を買ってきた

 「東京人2018年10月号特集・石に恋して‐東京は石の見本市!」都市出版を買ってきました。

 特集は「石」です。

 「石」といっても地学的な「石」の話がメインじゃ無く「建築に使われている石」がメインであります〔特集後半に「石のワードたち図解で説明!」で火成岩・堆積岩・変成岩について詳しい解説があります〕。

 以下敬称略でごめんなさい。

 東京の建物には世界中の石が使われていて「石の見本市」のようだというのが今回の特集のメインテーマです。

 建築家がこだわって石を選んだ建築十選を紹介する「石に魅せられた建築家たち」〔「ジンバブエブラック」「アズール・マカウバ」なんて初めて聞いた〕。

 西本昌司・藤森照信・矢橋晋太郎の鼎談「石が教えてくれること」。

 地質のプロ西本昌司が解説する「石探偵が行く!東京は世界の岩石博物館」、結構有名な建築に珍しい石が使われているのがよく判ります。

 「世界の石が集う夢のビル」浦島茂世・・・「産STONEザ・ストーン」には24種類の石が使われているとのこと〔24種類も使った理由も奇想天外〕。

 「国産石材と東京の近代化」「江戸を支えた石垣」で東京の歴史と石材の関連を解説してあります。

 他にも面白い「石」の記事が多数あり。

 

 特集以外には「国会議事堂のステンドグラス‐光を巧む」が面白いです。

 

 関西在住の関西人の私が、この号で3号連続「東京人」購入〔「東京縄文散歩」「江戸東京妖怪探訪」が前の2号の特集〕、来月が「江戸吉原開基400年」だから多分購入〔中を見てから決めます〕。昔は「大阪人」という雑誌もあったのですが休刊になってしまいました、正直言ってあんまり欲しくない特集が多くてあんまり買ってなかったのです。「特集○○区」なんて言うのが多くて・・・「駄菓子パラダイス」「大阪名物民俗学」なんて特集号は買ったんですけどね。大阪だけではネタが少なかったのか・・・「関西人」にしたらネタは豊富そうだけど・・・と愚痴はこのぐらいにしておきましょう。次号の特集に期待。