「日本エロ本全史」安田理央を読み終わった

 「日本エロ本全史」安田理央著/太田出版を読み終わったので感想を書きます。

 

日本エロ本全史

日本エロ本全史

  • 作者:安田 理央
  • 発売日: 2019/07/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 1964年から2018年までに創刊された100冊のエロ本をオールカラーで紹介した大著であります。

 戦後〔1946年創刊〕最初に創刊されたのが「りべらる」、2018年に創刊されたのが「FANZA」であります。

 戦後すぐに創刊されたのが俗に言う「カストリ雑誌」であります〔カストリの語源に関しては諸説あり〕。60年代になると「平凡パンチ」や「週刊プレイボーイ」が発売、70年代以降、多くのエロ本が創刊され休刊、廃刊となっていきます。

 特に2000年以降のインターネット普及と数々の出版規制〔今も続く〕がエロ本を衰退させていきます。

 その間がエロ本の全盛期、私もお世話になった本がありますし今回初めて知った本もあります・・・これに載ってない本も多数あると言うので凄いですね。

 大変貴重な文化資料です。

 私はこういう大量に情報が積み込まれた本が大好きです。

 面白かった。