「喫茶とインテリア〔Ⅱ〕NORTH」酒井康行を読んだ

 「喫茶とインテリア〔Ⅱ〕NORTH」酒井康行著/大福書林を読み終わったので感想を書きたいと思います。

 「喫茶とインテリア」シリーズの第二弾であります、第一弾は「WEST」として関西の喫茶店を紹介していますが今回は「NORTH」として北海道の喫茶店の紹介であります〔作者も別です〕。

 紹介されている喫茶店は創業以来時間がたっているベテラン喫茶店で味わいがあるところばかりです、地域に残った最後の喫茶店というのも多いです。

 インテリアも年季が入っているので味わい深いものが多いです。

 この本の特徴は「インテリア」の紹介よりも喫茶店を経営している人の人生の紹介に重きが置かれています、それがとても印象的です。人との交流が好きやひたすら謙虚な人など特徴がある人ばかりで読んでいて「ほっこり」いたします、みんなに人生があるんですね、素晴らしいです。

 建築ものでもあり人生ドラマでもある1冊でした。