「喰らう読書術‐一番おもしろい本り読み方」荒俣宏/ワニブックスPLUS新書
久しぶりの荒俣宏さんの本。
昔は出版数も多く〔月2冊ぐらい出ていた・・・100冊以上は読んでると思う〕こちらも余裕があったのでよく読んでいたが最近はあまり読んでなかった。
荒俣さんの本業とも言える「読書」についての本。
前半に書いてあることは大いに納得。本を読むことの利点と欠点、読書家として生きていくことの喜びと犠牲について・・・身にしみますね、やっぱり覚悟しないと駄目ですね。荒俣さんのように、これで生活できるようになった人は良いですけど・・・。
「読書は精神の食事です、でも食わなくても死なない」・・・その通りです。
後半は荒俣さんの読書体験からの読書の勧めなんですけど普通の人には無理だと思います。この域に達せられる人は読書家・ビブリオマニアのほんの一部です、少なくても私には無理・・・でも本が好きだから読み続けますけどね。
また博物学の本でも出して欲しいと思います。