LIXILギャラリー大阪「台所見聞録 人と暮らしの万華鏡」を見に行った

  5月3日、LIXILギャラリー大阪「台所見聞録 人と暮らしの万華鏡」を見に行ってきました。

www.livingculture.lixil

 建築家・宮崎玲子さんが半世紀にわたって世界の伝統的な台所50カ所を世界地図の上にプロットすることで北緯40度を境にして「火」と「水」の使い方に大きな差があることに気付きました。

 もう一つの成果は調査に基づいて世界の伝統的な住まいの1/10で作ったことです。

 今回はその中からドイツ・ロシア・北極圏・インド・ネパール・日本の模型が展示されています。これがかなり良く出来ています。ネパールの4階建ての家は面白いですね。1階に家畜、2階が倉庫、3階が寝室と居間、4階が台所、一番上の階に台所というのは珍しい気がします。日本からは「かまど」と「いろり」がある農家の家が模型化されています。

 後半は「台所空間と身体の革命」として近代日本の台所の変化についての展示です。

 いつものようにLIXIL大阪の会場は小さいので展示が少ないのが残念。

 少ない分は「LIXEL BOOKLET・台所見聞録‐人と暮らしの万華鏡」を読むのが良いかと思います。〔1800円+税なのでページ数の割には少しお高いですが〕

 

 最初に書きましたが5月3日に行ったのに当時の晩より体調不良でBlogを書く元気が無く遅くなってしまいました。この後、東京LINAXで6月6日より開催されていますので参考になればと書きました。