「昭和40年男2023年6月号特集・俺たちのお笑い黄金時代」を買ってきたので内容を紹介しながら感想を書きたいと思います。
第1特集は「俺たちのお笑い黄金時代」で1970年代のお笑いを特集しています。最初は「高田文夫のお笑い回顧録」です。
「70年代のお笑い〜豊潤なナンセンスとエロの果てに〜」・・・あのねのねにせんだみつお、笑福亭鶴光そして桂三枝ですね。
「井上順」・・・「カックラキン大放送」に「夜のヒットスタジオ」ですね、ヒットスタジオの印象が強いです。
「関根勤」・・・70年代なら「ラビット関根」、カックラキンの印象強い。
「伊東四朗」・・・いまだに現役、凄い人だと思います。「演劇のいちばん上にあるのは喜劇だと思っています」の発言が格好いい。
「忘れじのお笑い番組」・・・「お笑いスター誕生」「YOUNG OH!KH!」が懐かしい。艦載でやってない番組もある。
「西の国のお笑い事情」・・・関西人にとってはここが本番。やすしきよしに吉本新喜劇、ヤングおーおーの「ザ・パンダ」、上岡龍太郎と横山ノック、みんな懐かしい。
「俺たちの記憶に残る芸人たち」・・・「藤村俊二〔おひょいさんは軟派格好いいおじさんの代表〕」「レッツゴー三匹〔トリオ漫才の代表〕」。
「大物たちの下積み時代」・・・タモリにさんま、釣瓶、所ジョージ、下積み時代から知っているのが昭和40年代男。
「キャンディーズ」・・・「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」「8時だよ全員集合」で見せたコントは良かったね。
「実力派歌手のコミカルな魅力」・・・沢田研二に由紀さおり、研ナオコ、野口五郎、ここには書いてないけど郷ひろみ、全員集合でよく見た。
「三波伸介」・・・ずっとテレビに出てた感じ、特にお正月の番組。
第2特集は「昭和53年/1978年」
懐かしのテレビ欄、金曜と言えば「金曜スペシャル」、Hな特集が思春期の男にとっては楽しみでした〔復活して欲しい気もする〕。赤いシリーズの「赤い絆」に山口百恵が出てる。夕方5時台にニュース番組まがいの情報番組がないのが良いね。今では封印番組となっている「キャンディ・キャンディ」も放送中。日本版「スパイターマン」が懐かしい。NHKの放送が11時15分に終わってるし〔速すぎ〕。
「ピンク・レディ」・・・とにかく流行ってた。
「成田空港開港」・・・過激派大暴れ、管制塔襲撃事件は記憶しておくべき。
「猪木vs上田馬之助のネイルデスマッチ」・・・場外に五寸グギを打ち付けたボードを並べたリングで戦うデスマッチ、落ちそうで落ちない試合だった〔落ちないだろうと思ってた〕。後に「W★ING」で松永光弘が落ちるのだが・・・。
他の記事から。
「樋口毅宏の神のみぞ知る・キラー・カーン」・・・今号で一番面白かった記事。キラー・カーンの嘆き節でプロレスの裏側を知れる。猪木と長州への嘆き節、苦労したんだねカーンさん。私は好きだった、なにせ全盛期のアンドレ・ザ・ジャイアントと対等に戦える日本人選手ってキラー・カーンしか居なかったから。幸せになって欲しいな。
今号も読み応え満点でした。