「アリエナイ毒性学事典」くられ著/三才ブックス刊を買ってきた

「アリエナイ毒性学事典」くられ著/三才ブックス刊を買ってきました。

 薬理凶室・くられ氏による「アリエナイ」シリーズの最新刊であります。

 今回のテーマは「毒」です。以前にも「毒物ずかん」が刊行されていますが今度の方がずっと専門的で奥が深いです。

 最初のテーマが「毒が無さそうな毒、毒がありそうな毒」。サプリメントに空間除菌グッズ、食品添加物と身近なものから入ります〔ここはカラー〕。

 続いて「有名な毒」。カフェインにクロロホルム、青酸カリ、ヒ素一酸化炭素などよく聞くけど普通の人は詳しくない毒についての解説。

 「殺すために作られた毒化学兵器農薬」。化学兵器の基礎から農薬、火薬まで。

 「心を変えるために作られた毒麻薬」。脱法ドラッグから覚醒剤大麻まで大変詳しいです。

 最後に「あらゆる薬と毒の宝箱・自然毒」。リシンにトリカブト毒キノコまで、ここも詳しい。

 この本は大変内容が濃いので読み応えがあり「毒」の知識がみるみる増加していきそうです。このぐらい詳しいと読み応えがあって嬉しい限り、さてさて気合いを入れて読みましょうか〔昨日買ってきたばかりなので読んだのは少しだけ〕。