芦屋市立美術博物館「北原照久コレクション展」を見に行ってきた

 芦屋市立美術博物館「北原照久コレクション展‐おもちゃ!広告!驚きと感動と心温まる物語」を見に行ってきましたので感想を書きたいと思います。

 「なんでも鑑定団」の鑑定士でお馴染みの北原照久氏のコレクションからおもちゃと広告に関するモノをメインに展示した展覧会です。

 入場してすぐの1階エントランスには高級そうなペダルカーが3台〔ピカピカに整備されていました〕と電動福助がおいてあります。

 階段を登っていくと壁面になつかしの映画のポスター、「007」やブルース・リーの映画などです。

 第1展示室はおもちゃの展示。入ったところには懐かしの超合金にソフトビニールのおもちゃ。仮面ライダーの大型フィギュア〔ガチャガチャになっている〕もあります。奥に行くと乗り物のおもちゃ、船に飛行機、汽車・電車、車、戦前のおもちゃもあります。もちろん女の子向けのおもちゃ〔ミニキッチンにバービー人形、リカちゃんなど〕もあります。

 付録ものは戦前の「少年倶楽部」の紙の組立付録がメイン、これが立派でエンパイヤーステートビルや日光東照宮?そして圧巻は戦艦三笠の紙の模型、これは子供じゃ簡単に組み立てられないレベル、凄いです。

 セルロイドや占領下日本のおもちゃ、戦前日本のおもちゃもあります。壁にはゴジラシリーズのポスターに戦前の双六が貼られていて細かく見ていると楽しいです。

 第2展示場は「広告展示」なつかしの広告です。福助に招き猫、ビリケン様〔ビリケン様は足の裏をなぜると幸運になると言ってたいていのものは足を投げ出した状態なのですが正座したビリケン様もあって驚き〕、縁起物のうちわ、大黒様、恵比寿様、店頭マスコットなどです。

 店頭マスコットキャラクターにはビクターの犬ニッパー君にコルゲンコーワのカエルなどがあります。店頭ディスプレーは小型のもの、お洒落なものが結構あって今でも使えそうなものが幾つもありました。壁にはこれまた懐かしのポスターが貼られています〔ビールなどのお酒が多いですね、有名な「赤玉ポートワイン」のポスターもありました〕。

 展示分量が多いので見応えありでした、写真撮影も可能です〔私も撮りたかったのですがスマホのバッテリーの残量が少なくて断念・・・1階の「美術の手ざわり‐記憶にふれる」は撮影不可であります〕。

 私が行ったのは開館直後の午前10時なので大変空いていて見やすかったです。