あべのハルカス美術館「イスラエル博物館所蔵印象派・光の系譜」展に行ってきた

 あべのハルカス美術館イスラエル博物館所蔵印象派・光の系譜」展に行ってきたので感想を書きたいと思います。

イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 | あべのハルカス美術館

 第1章は「水の風景と反映」

 コローの「川沿いの町、ヴィル=ダヴレー」から始まります。

 ヨンキントの「日没の運河、風車、ボート」が小さい絵でありながら綺麗で印象深いです。

 クールベの「海風景」は迫力があります。

 ウジェーヌ・ブータンの絵が5点ありました。「岸辺のボート」が明るくて良い感じ、「湖、海辺の日没」の夕陽も綺麗です。

 モネの「エトルタ、アヴァルの崖」は初見。

 シスレーの「ロワン川のほとり、秋の効果」は枯れ葉の表現が良いです。

 シニャックの「サモワの運河、曳舟」は独特の色彩がモザイクのような描き方です。

 レイセルベルヘの「地中海、ル・ラヴァンドゥー」もモザイクタッチ。

 ユリィの「風景」は明暗のコントラストが良い。

 モネの「睡蓮の池」も綺麗。

 

 第2章は「自然と人のいる風景」

 ゴッホの「麦畑とポピー」は赤色の配置がポイント。「プロヴァンスの収穫期」は黄色がポイント。

 ゴーギャンが4点。「ウパウパ(炎の踊り)」が一番印象的です。

 

 第3章は「都市の情景」

 ゴッホ「アニエールのヴォワイエ=ダルジャンソン公園の入り口」は筆のタッチがゴッホらしいです。

 ユリィの「冬のベルリン」は寒さが伝わってきます。「夜のポツダム広場」も夜の空気がよく出ています。

 

 第4章は「人物と静物

 ルノワールが4点と充実。

 ヴュイヤールの「窓辺の女」が良いです。

 ユリィの「赤い絨毯」のもの悲しい雰囲気も良いです。

 

 今年初の展覧会は印象派の展覧会でした。

 印象派の作品はやっぱり風景をメインとしたものが好きですね。

 少し離れた所から見るのが私は好きです。

 印象派は見やすくて良いです。

 良い展覧会を今年最初に見られて良かったです。

 予約無しで見られるのも良いですね〔予約有りは色々めんどくさいし辛いですね、当日の体調とかで決められないし展覧会ごとに予約システムが違うというのも困りものです、せめて同じ美術館ならずっと同じ予約システムして欲しいですね〕。