世界の傑作機が200号になった事で思う事

 3月末に発売された「世界の傑作機DH.98モスキート」で新シリーズ、通称赤版も200号になりました。

 おめでとうございます。

 隔月発行ですから30年以上になりますね〔その前に青版がありました・・・何号まで出たか忘れました、100号は越えてますね〕。

 赤版は最初から買っていて全巻揃っていたら良かったんですが途中で20冊ぐらい抜けているんですよね、いろいろと事情がありまして現在揃えている最中です。

 200号を越え30年以上発売が続いていると同じ機体が再編集で発売される事も増えてきました。

 でもね・・・まだ出てない有名機がありますね〔現役機は基本的には出ないとしても〕。

 日本海軍機だと「九七式大艇」「天山」「流星」等、日本陸軍機だと「呑龍」「九七式司令部偵察機」「一〇〇式輸送機」等・・・青版だと「深山・連山」もありましたね。

 アメリカ機だとベストセラー輸送機にして第二次大戦勝利の立役者「C−47」が出てませんね。大戦中のドイツ機は充実、「Ar196」まで出てます。イギリス機も「シーヴィクセン」まで出てます。

 それに比べて悲惨なのがイタリアやフランスの機体、両国で出ているのが「ミラージュIII」のみ。イタリアだと「マッキC200」シリーズなどがあるんですけどね。

 第一次世界大戦の機体も皆無。「フォッカーDr.1」等々、航空史上重要な機体が多数あります。海外だと「InAction」や「WindsockDatafile」シリーズがあるんですけど英語ですからね、個人で訳しても訳が合っているか判りません〔英語は苦手です〕。

 練習機・輸送機・ヘリなどの脇役も少ないですね・・・売れないからですかね?でも「シーヴィクセン」が出るぐらいですから・・・書く人がいないのかも知れません。

 民間機は出す予定が無さそうですね・・・青版で「B.707」が出ていたようですが。

 以上、色々書いてきましたが期待しております。

 1冊あれば基本的な情報が全部判るんですから。

 とにかく出続けてください。

 買える限り買いたいと思っています〔置く場所が心配ですが〕。

 頑張れ「世界の傑作機」!。