「昭和40年男2021年4月号特集俺たちをゾクゾクさせたカッコいい女たち」を買ってきたので感想を書きたいと思います。
巻頭特集は「俺たちをゾクゾクさせたカッコいい女たち」と言う事で、いきなり小泉今日子〔以下、敬称略〕を16頁にわたって特集。いつも特集でもこんなに濃い事をしないのにね。
以下取り上げられたのが秋吉久美子、小林聡美、鈴木祥子、長与千種、岩下志摩子と続きます。個人的には長与千種の記事をもっと読みたかったな。
伝説の女性ではオノ・ヨーコ、向田邦子、マドンナ、安井かずみ、桃井かおり、ジェーン・バーキン、大貫妙子
フィクションの女では「あしたのジョー」の白木葉子〔この人を最初に持ってくるセレクトは渋い〕、峰不二子〔ここは妥当〕、マンガの世界のイイ女〔『CAT’S EYE』の来生泪が入ってないのが意外です〕
事件簿・・・三和銀行横領事件の女に榎本美恵子、ここはもう少し欲しい気が。
歌の中の女は中島みゆきと松任谷由実、昔の中島みゆきの情念に満ち満ちた女性像は良い。
第2特集は「昭和62年」
「アントニオ猪木へのビートたけしの挑戦状!」・・・新日本プロレス国技館大暴動事件ですね。たけし軍団がビッグバン・ベイダーを連れて現れてアントニオ猪木vs長州力というプロレスファン待望の試合がボロボロになりベイダー戦で猪木がボロボロになった大会、その大会を当事者の一人である玉袋筋太郎のインタビューでまとめてあります。私も中継で見ていましたが酷かったですね・・・新日本プロレスの大きな「やらかし」の一つですね、時々こういう事があって客が暴れるというのがありました。ベイダー自体は良い外国人選手だったんですけどね。
「村上春樹、ノルウェーの森発表」・・・個人的に村上春樹は苦手、「羊をめぐる冒険」で挫折。文章のリズムが私には合わないのです。
その他の記事から。
「みくに文具のプラモ棚」・・・「けろっこデメタン」の模型なんかあったのか。
「俺たちのアイドル・寺田恵子」・・・この人こそ巻頭特集に載るべきカッコいい女。
「追憶のボール・山田久志」・・・阪急のエース、サブマリン投法格好良かったな。
他にも各種記事有り。
今号は小泉今日子という事ですね。