最近、コロナ禍や猛暑のせいで展覧会に行ってないので展覧会絡みのブログが書けないので「展覧会を回顧する」シリーズをやっております。
第2弾として1989年9月に梅田阪急で開催された「エッフェル塔‐100年のメッセージ【建築・ファッション・絵画】」を回顧します。
百貨店の催事場で開催される展覧会も良いのがあってチェック漏れがないようにしないといけませんね、そんな展覧会の一つです。
面白い展覧会でした。
まず計画案図面と実際に使われた図面の展示、この図面が綺麗なんです。
昔の図面は綺麗ですね・・・毎日、図面を見て生活しているのですが、こんな図面は無いですね〔当たり前ですが・・・〕。
続いて建設中の写真や絵葉書、これも面白い。
1889年パリ万博当時のモード・・・まだ古いですね、コルセットでウエストを締めてヒップを膨らますスタイルですね。
エッフェル塔の小者・・・これは今とあんまり変わりない気がします。
エッフェル塔がデザインされているポスター・・・エールフランスなど航空会社のポスターが良い。
アンリ・リヴィエール「エッフェル塔三十六景」・・・北斎の「富嶽三十六景」のフランス版。
最後の展示が絵画。ロバート・ドローネーの作品多数、モダンです。
ユトリロの「雪景色のパッシー河岸」と「首都パリ・エッフェル塔」も良い
ベルナール・ビュッフェのエッフェルとの屏風も斬新でした。
30年以上前の展覧会です。
図録が手元にあるので、それを見ながら書きました。
ネタはたくさんあるので時間が出来たらまた、書きます。