「はたらくくるま」問題と表現の自由と…

 皆さんご存知と思いますが「はたらくくるま」という子供向け図鑑に自衛隊の戦車を初めとする車輌が載っていたとして抗議を受け増版しないという決定を出版社がしました。

 

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 とんでもない話ですね。

 問題ありすぎです。

 抗議したのは共産党系の団体ですね。共産党自衛隊というと抗議しないといけない規則にでもなっているのでしょう〔神戸の百貨店で自衛隊の展示をしようとしたところ抗議して中止させました〕。

 戦車も装甲車も「はたらくくるま」です、国を守ったり災害救助をしたりしています。兵器と言うだけで条件反射で反発するのは変です。職業差別と言っても良いぐらいです。

 この前の選挙の時も「共産党表現の自由を守ります」と言っていましたが嘘でしたね。彼らの言う「表現の自由」は自分達の意見だけが自由に言える「表現の自由」なのです、自分達と違う意見を言う自由はないのです。

 「表現の自由」というと共産党の人も意見を言う自由がありますから「自衛隊装備粗品を載せるな」という意見を言う権利は確かにあります、でもね・・・自分達が嫌なものは世界から全て排除しようという考えと行動が嫌。日頃、「多様な価値観を認めよう」と言っておきながら、こういう事を言っているから支持率が上がらない気がするのです〔それ以外の問題も山ほどありますが〕。

 私も自他共に認める活字中毒なのでよく巨大書店に行くのですが嫌な本など山とあります、でもね抗議したりしませんよ無視するだけ、見ないだけ、買わないだけです・・・。日本には出版の自由がありますからね、盗作のような場合じゃなきゃ存在を認めないと駄目ですね〔そう言えばアニメ・マンガ規制の急先鋒の人の本に無断転載があって問題になった事がありましたね〕。

 

 抗議を受けた講談社ビーシーの対応もまずい、抗議を受けたとしても断固拒否すれば良いのです。こういう抗議を受けてすぐに増版中止にするから調子に乗るのです。

 

 多分、今までもこういう抗議があっていくつもの本が潰されたり行事が中止になった事があったのでしょう。

 言論・表現・出版の自由は民主主義の根幹ですからね大事にしたいものです。