芦屋市立美術博物館「描かれた神戸・大阪‐阪神名勝図絵と青山政吉」展を見に行ってきた

 芦屋市立美術博物館「描かれた神戸・大阪‐阪神名勝図絵と青山政吉」展を6月22日に見に行ってきました。

ashiya-museum.jp

 表記とは逆に青山政吉さんの水彩画が先に展示してあります。

 阪神間を中心にした昭和の終わりから平成の初めに描かれた絵が中心になっています。阪神家に住んでいる私にとっては身近な風景です。

 青山政吉さんの絵の中では山がテーマのものより海がテーマにしたものの方が私は好きですね。

 

 後半が「阪神名勝図絵」です。

 これは大正5年大阪朝日新聞に連載され翌年、金尾文淵堂で出版された彩色版画であります。

 まだ大正時代だと阪神間は田舎感がありますね、神戸だけが異国情緒漂う波止場姿になっています〔神戸市場も近代的でした〕。今や住宅地となった西宮や香櫨園、住吉、御影、宝塚、雲雀が丘もほぼ農地。さすがに伊丹は城下町ですね。

 江戸から昭和への間の風景が綺麗な版画で表現されていて私にとって見る価値ありでした。

 

 今回は乗り継ぎよく上手くたどり着きました。

 帰りも上手くバスの時間があいました・・・季候が良くて天気が良ければ阪神芦山まで歩いても良いんですけどね。

 行きがけのバスの乗り継ぎ失敗に注意しましょう。