「昭和40年男2018年2月号俺たちの笑いのツボ。」を読んで

 「昭和40年男2018年2月号特集俺たちの笑いのツボ。」を遅まきながら購入して読みました。

 前半の特集は「俺たちの笑いのツボ。」

 最初に書きますがやっぱり関東の笑いに対する見方と関西の笑いに対する見方って違いますね。私は関西に生まれて数十年、関西から離れて生活したことが無い人間ですから関西以外のことがよく判りません、それを判った上で以下の文章を読んでもらえればありがたい限りであります。

 巻頭に爆笑問題太田光のインタビュー。

 次に「昭和の子供番組の笑い」、ギャグアニメは大好きでしたね藤子不二雄作品に赤塚不二夫作品、タイムボカンシリーズ、アメリカ製のチキチキマシン、再放送で何回も内容を覚えてしまうぐらい見てましたね。

 「コミックソング全員集合」・・・一番古い記憶が「帰ってきたヨッパライ」か「老人と子供のポルカ」、記憶に強いのが「アホの坂田」「恋のぼんちシート」、幻が「金太の大冒険

 「特撮作品に見る笑い」・・・「ゴレンジャー」の最後の方はほとんどギャグでしたね、「ロボコン」は最初からギャグ〔最後に泣き要素〕、石ノ森章太郎は偉大です。

 「日本のギャグマンガの歴史」・・・最初に買ったマンガは「天才バカボン」でした。PTAによる批判がありましたね〔今でもありますよね、コミック・ゲーム・アニメ批判・・・最近は国連まで使って日本のコンテンツ潰しをしようとしている連中がいて激怒状態であります〕。

 「土8戦争 欽ちゃんvsドリフの時代」・・・私の中ではドリフの圧勝でしたね、全員集合は本当に面白かった。ドリフはリズムと音楽性を重視していたと言うことを読んで納得〔裏方に音楽の専門家まで用意してたとは・・・〕。その全員集合から離れたのは「ひょうきん族」が始まってから・・・前半のドリフのコントを見終わってから「ひょうきん族」のタケちゃんマンを見ていた。

 「笑いのキーマン列伝」・・・関西のお笑いの人が少なすぎる、吉本新喜劇関係者が出てない。間寛平木村進等々、土曜日半ドンで学校から帰ったら〔当時は土曜日授業がありました〕ご飯を食べながら吉本新喜劇を見て遊びに行くか家でテレビを見たりプラモを作ったりするのが土曜の過ごし方でしたからね。

 「関西的な笑いの浸透」・・・2ページで説明できるほど関西の笑いは薄くないですよ。子供の頃は「いとし・こいし」「ダイマル・ラケット」両師匠などが現役で「やすし・きよし」が頂点〔でもやっさんが問題を起こしたりきよしが選挙に出たりして中断がありましたね〕オール阪神・巨人が若手の頃です、松竹芸能の漫才も見てました〔松竹新喜劇は見てなかった〕。

 全国ネットだと「お笑いスター誕生」が出てない気が、あの番組で売れたお笑いの人は数知れない気が〔関西では放送されてない時期が結構ありました〕

 総論・・・お笑いを1回の特集で語るには量が多すぎ、ドリフターズだけで1回特集できますよね?でも読み応えはありました。

 

 後半の特集は「昭和55年」

 「コンビネーションウォッチ百花繚乱」・・・セイコー・デジボーグを持っていました。デジタル腕時計を使用し出すと1秒の狂いが気になっちゃうんですよね。時報のたびに確認したりして。

 「貸レコード店『黎紅堂』がオープン」・・・貸しレコード店はよく利用しました、近所に大きな貸しレコード店がなくて借りたいレコードが無かったり大学の近くの貸しレコード店から借りて帰ると返す時が大変だったり、今のデジタル配信時代は便利ですよね。

 「全日本プロレスの切り札世界最高峰NWAブランド」・・・「昭和40年男」お約束のプロレス記事〔私は好きです〕。「NWA幻想」と言われるとがっかりですが記事を読んでNWA参加で最大のプロモーターが全日本プロレスと知り驚く。NWAチャンプ紹介で一番印象深いのは狂乱の貴公子リック・フレアー、数々のお約束は今でも忘れません、プロレスの人間国宝です。

 

 その他の記事から。

「HOBBY ROAD・ウォーターラインシリーズ」・・・私の青春だったかもしれませんね。小学校の時に友人とのプレゼント交換でタミヤ軽巡洋艦多摩をもらったのが最初だったと思います〔それまではサンダーバードや城のプラモを作ってた〕。ここからはまりましたね・・・大学卒業間近まで作りまくってました、100隻は作った気がします。昔は駆逐艦200円、巡洋艦400円、戦艦・空母700〜800円だったので子供にはちょうど良い値段でした。そのうち資料としてモデルアートを買い〔ホビージャパンに船の記事は無かった〕丸スペシャルを買い〔今でも貴重な資料〕、世界の艦船を買い〔今でも毎月購入〕、この後から飛行機、戦車とミリオタの道をまっしぐら模型はやめても実物の研究はやめてません。

 私が模型を作っていた頃のウォーターラインシリーズは日本艦の主要艦と一部の外国艦を出して休止状態で新製品がほとんど出ない状態でしたね、その頃にグリーンマックス〔今のピットロード〕から新しいキットが出たときの嬉しかったことと言ったら・・・予告を見て毎日のように模型屋に顔を出してた。

 当時のウォーターラインシリーズはタミヤ・ハセガワ・アオシマ・フジミの4社、はっきり言ってタミヤ・ハセガワとアオシマ・フジミのキットの出来の差は大きかった〔今はそんなことは無いですけど〕、好きな艦艇がアオシマやフジミだったときは悲しかったものです。

 この文章の最後に「今は艦これのおかげで艦艇模型を作りす人が増えている」と書かれています、艦これのおかげでとんでもなくマイナーな艦艇までキット化されれる時代となりました〔砲艦のキットが出たときは本当に驚いた・・・最初にフルスクラッチで作ったのが砲艦〕、こんな艦艇をキット化してメーカーの採算は大丈夫なのだろうか?と心配になったりします。

 ネットでよく書かれていることに「艦これやガルパンで萌えミリタリーが流行ってるけど古参の人は嫌じゃないの?」がありますが、すくなくとも私は何も気にしていません、逆に「ありがたい」と言いたいですね、艦艇模型なんて今まで流行ったことが無いんですから、萌えも嫌いじゃないですから。それに「萌えミリタリー」って21世紀に始まった訳じゃ無いと思ってますから、下地は1980年代から出来てました、ちゃんとしたことは文章が下手なので上手くかけませんが〔まとまったらブログで書きたい〕キーワードとして「Dr.スランプ」「うる星やつら」「マクロス」「ModelGraphixの創刊」を書いておきたいと思います。

 また2ページの記事に熱くなってしまった。

 「睡眠障害の研究」・・・私も睡眠障害中途覚醒早朝覚醒ですね、服薬してもなかなか熟睡できません。

 

 今回も読み応え、書きごたえがありました。