「昭和40年男12月号特集気になる男。」を読んで

「昭和40年男12月号特集気になる男。」を読みました。

 今回の第1特集は「気になる男。」、どういう人かというと「ルパン三世」の次元大介みたいな名脇役、主人公を支える男ですね。

 トップバッターは「科学忍者隊ガッチャマン」の「コンドルのジョー」〔このセレクトが渋い〕、二番目に次元大介です。次元大介なしにルパンは語れませんよね、アニメ第1期の1話からルパンの相棒でしたから〔五右衛門は後から、それも最初は仲間じゃなかった〕。

 次が「プロレス界におけるナンバー2の存在感」、この雑誌は本当にプロレスが好きです〔私も好きです〕。アニマル浜口と阿修羅原を取り上げています、二人とも国際プロレス出身で最初はラッシャー木村の次の存在でしたね。〔でも2ページだけですか〕。

 「西本聖、男の本文」・・・江川の陰に隠れてますけど名ピッチャーでした。

 「真田志郎の闘い方」・・・「宇宙戦艦ヤマト」の名脇役、「こんな事もあろうかと・・・」の名台詞、この人がいないと「ヤマト」は動かない気が・・・。

 「藤澤武夫の名演出」・・・世界のホンダを支えた男、本田宗一郎とこの人がいたからホンダは「世界のホンダ」になりました、今のホンダに足りないのは藤澤志郎みたいな人がいないからか?。

 他にも「気になる男」多数掲載。

 

 後半の第2特集は「昭和62年」

 「マドンナ来日」「アナログレコードからCDへ」の時代です。

 「ハンセンとブロディが最初の最後の対戦‐最凶対決の序章になるはずだった一戦」・・・またもプロレス記事です。新日本を辞めて全日本に帰ってきたブロディはハンセンとタッグを組まずにジミー・スヌーカのタッグ〔ハンセンは人間魚雷テリィ・ゴディ〕、このタッグで全日本年末恒例「最強タッグ」に参戦、タッグで初のハンセンvsブロディ対決が行われました・・・ジャイアント馬場の構想では年が明けたら鶴田vs天龍〔天龍革命で鶴田と別離〕vsハンセンvsブロディの4強対決で興行を盛り上げる予定でしたが・・・ブロディはプエルトリコでホセ・ゴンザレスに刺されて死亡、この構想は夢と消えてしまいました・・・ハンセンvsブロディって見たかった。

 「現在につながる、PCの大転換期」・・・Appleの「Macintosh2」、シャープ「X68000」登場です。この頃のApple製品はむちゃくちゃ高かった〔今でも割高〕、Machintsh2」の本体価格が74万8000円、ビデオカードが3万、カラーディスプレイが21万8000円・・・はぁ〜高いですね、パソコンのポルシェって言われてましたからね。X68000は本体が36万9000円、この価格ならなんとかなりそう、と思える価格です。と言いつつ我が家に最初のMacがやってきたのは、この6年後の1993年でした、その頃の価格はもうモニター一体型で30万を切ってましたからね、技術の進歩は凄い。

 

 他の記事では「俺たちのアイドル・オールナイターズ」・・・関西じゃ「オールナイトフジ」って放映されてなかったんですよね、だから名前しか知りません。フジテレビと関テレって系列局の割にあんまり仲が良くないんですよね・・・関東で放送している特番でも関テレ制作のレギュラー番組を流すために平気でぶつ切りにしちゃいますから。

 

 今号も読み応えありました。