「昭和40年男10月号特集俺たち、クルマが好きだ。」を買って

「昭和40年男10月号特集俺たち、クルマが好きだ。」を買ってきましたので感想を書きます。

 第1特集は「俺たち、クルマが好きだ。」です。

 この世代は「スーパーカー・ブーム」世代ですから、車好きが多いです。

 ちなみに私もその世代なのですが昔からミリタリー・オタクだったので車より艦船・航空機を追いかけておりました〔飛行機はともかく当時、艦船マニアなんてほとんどいなかったな・・・今は「艦これ」のおかげで艦船ファンが増えてうれしい限りです、「艦これ」がなかったら今頃、絶滅危惧種でしたからね〕。

 最初は、やっぱり「カウンタック」ですね・・・お約束です。

 ロータス・ヨーロッパにミニ・クーパー〔これはスーパーカーじゃないですね〕、スーパーセブン等々。私はポルシェ911が好きだったかな・・・。

 車に関する映画や音楽、そして「間違えだらけのクルマ選び」の記事もあります。

 

 第2特集は「昭和51年」。

 MiG-25戦闘機が函館空港に亡命した年ですね。

 「アントニオ猪木対アクラム・ペールマン」・・・パキスタンで組まれた異種格闘技戦の一戦という認識でしたがとんでもない試合だったんですね。猪木がパキスタンの英雄ペールワンの目をえぐり腕を脱臼させることでパキスタンのプロレスを終わらせてしまったという大事件だったとは・・・〔この雑誌は本当にプロレスの記事が好きですね、良いことです〕。

 「ヤマト運輸が宅急便を開始」・・・この年から日本の流通革命が始まったのですね。

 「アメリカフットボール人気が高まる」・・・本当に謎のブームでした。

 「コンコルド就航開始」・・・「怪鳥コンコルド」ですね、速いけど五月蝿いし燃費は悪いし、というわけで大失敗になってしまいました。今は効率優先ですからね。

 「後楽園球場が人工芝へ張り替え」・・・ボールのバウンドが違います。

 「NECが『μCOMトレーニングキットTK-80』を発売」・・・私のファーストコンピューターですね。もちろん自分の家にあったわけじゃなく親戚の工学部電子工学科のお兄ちゃんが持ってましたね、お正月に触らせてもらったのが最初です。厳密に言うとTK-80じゃなくて追加基盤が乗ったTK-80BS LEVEL2でしたね。今みたいにケースがなくて基盤がむき出しという荒っぽい作りでした・・・でも子供心に「すごい機械だ」と思ったものです。数年後、親戚がシャープのマイコンを新しく買ったので、この機械をお古でもらったのですが使いこなすのは難しくて、そのうち故障してしまいました。

 当時のコンピューターはBASICで記憶媒体がカセットテープ、プログラムは雑誌に載っているのを手打ちでしたからね・・・時代は進みましたよね、こんな時からコンピューターを触っているのにコンピューターは苦手なんですよね〔涙〕。

 2ページの記事についてこんなに書いてしまった。

 

 連載はいつもと同じ調子です。新連載で「デジタルゲームとの遭遇」が開始、初回は「FLクレーイジークライミング」です。