「夢二ロマン‐神戸憧憬と欧米への旅」と「アカデミー・バーの壁画を描いた作家たち」を見に行った

夢二ロマン‐神戸憧憬と欧米への旅」神戸ファッション美術館

www.fashionmuseum.or.jp

「アカデミー・バーの壁画を描いた作家たち」神戸ゆかりの美術館

こちらのHPはうまく貼れませんでした・・・神戸ファッション美術館のHPから移動できると思います〕

 二つとも明日6月25日までの公開なので行ってまいりました。同じビルの中にあるので一度に見に行けます。料金は「夢二展」が大人500円、「アカデミー・バー」が200円となっているのですが「夢二展」の当日半券を見せると100円であります・・・お得です。

 夢二は旧制神戸一中に通っていたので神戸ゆかりの画家ということになります。

 夢二の絵は、やっぱり、どれを見ても夢二の絵です・・・簡単に描いたデッサンでも夢二と分かる個性があります。欧米旅行等で描かれたデッサンはあまり見られない貴重なものです。絵の上手い人は当たり前のようにデッサンが上手です、簡単に描いてるようで素人には真似できません、技術と感性と思いっきりが違います。

 見応えがありました。

 

 もう一つの「アカデミー・バーの壁画を描いた作家たち」、ついでに見て帰るぐらいのつもりでしたが〔料金からして期待してなかった〕期待はずれの良い絵が多数でした。

 「アカデミー・バー」は神戸王子公園の近所のバーで戦前には谷崎潤一郎等が通う文化サロンでした、終戦後三宮加納町に引っ越し、店長が白い漆喰壁を作り1950年代から多くの画家が寄せ書きを行いました・・・2016年店が解体されるときに壁画は神戸市に、そして保存修復が行われ今回の展示になりました。

 この壁画に絵を描いた画家たちの作家たちの絵が集められています。

 小磯良平に小松益喜、伊藤慶之介等々、良い油絵が展示されていました。

 図録が妙に安い値段だったので見てみたら値段相応だったので購入しませんでした。

 

 もうちょっと早く観に行けばよかったかな・・・他の用事もあったので滑り込みセーフということですね。