生誕130年記念藤田嗣治展‐東と西を結ぶ絵画

「生誕130年記念藤田嗣治展‐東と西を結ぶ絵画」兵庫県立美術館

7月24日に行って参りました。

藤田嗣治の絵画は数点しか見たことがないのでこの機会に見ておくことにした。

全体を通して言えるのは人物画の目の強さ・・・まさに「目で語る」は藤田嗣治の絵のためにあるのではないかと思うほどです。

風景画も独特の雰囲気・・・明るいわけでもないけど暗いわけでもない不思議な感覚。

藤田嗣治の絵では猫がよく出てくるので有名ですが犬も結構出てきます、どちらも可愛い。

他の絵と一線を画しているのは戦争中に書かれた絵・・・「アッツ島玉砕」「ソロモン海峡における米兵の末路」「サイパン島同胞巨節を全うす」の3作品の迫力の出し方は他の作品とまったく異質なもの、迫り来るものを感じます。

 

出展点数も多く見応えのある展覧会でした。