「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる〔5〕」野村美月/ファミ通文庫
なんと書いたらいいんだろう?
話の展開が変・・・理由は「あとがき」を読めば判る。
「売れないので打ち切り」・・・う〜ん。
面白い小説なんだけどね。
野村美月さんが得意とする「今までにある名作に話を載せて進む小説」
「文学少女」シリーズや「ヒカルが地球にいたころ」と同じやり方。
私の好きな吸血鬼がテーマなので今後の展開を期待してたんだけどね、世間受けが悪かったんだろうか?〔「ドレスな僕が・・・」はちゃんと最終刊まで出たのに〕
そう言えば「ファミ通文庫」って角川の傘下に入ったよね、角川って良い噂を聞かない・・・角川と揉めに揉めた作家さんに直接、話も聞いたことがあるんだけど、闇が深い。
この作品を補完する本も出てるようだけど・・・ちゃんとした形で完結する方法って無いんだろうか?ネット公開や同人誌的な方法・・・やろうとしても角川が封じそうな予感・・・揉めた作家さんみたいに他の出版社から新版として出すというのも大変だし〔解決に2年かかったらしい〕。
この物語のヒロイン春科綾音さんってお気に入りだったのに・・・。
背が高くて〔170cm以上〕美人で性格が温厚〔でも表情は豊か〕なキャラって少ないんだよね。
背が高くて美人キャラってたいてい性格がきつめだったり女王様キャラだったりのパターンが多い。
背が高くて優しいキャラって・・・「あずまんが大王」の榊さん、「アイドルマスターシンデレラガールズ」の諸星きらりちゃんぐらいか・・・
こんな事で読み終わって寂しさが漂うなんてね〔ため息〕
ひとまず「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる ~Long Long Engage」を買っておこう